結論から言ってしまうと、知己の正しい読み方は「ちき」「ちこ」の両方になります。
知己の”己”は「おのれ」「こ」「き」と読むことができます。
ただ一般的には知己は「ちき」と読むことがほとんどです。
また知己(ちき)のように「己(き)」が用いられている言葉には、
「克己(こっき)・敬己(けいき)・宗己(そうき)・妲己(だっき)」などがあります。
知己(ちこ)のように「己(こ)」が用いられている言葉には、
「一己(いっこ)・自己(じこ)・利己(りこ)・己心(こしん)」などがあります。
次の章で知己の意味と類義語について解説していきます。
知己は「自分のことをよく分かってくれている人。親友のこと/知り合い。知人のこと」の意味として用いられています。
知己を用いた例文としては、「知己を得る」や、「彼には知己が多い」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「自分のことをよく分かってくれている人。親友」の意味で、後者の例文は「知り合い。知人」の意味で使用しています。
また知己の類義語としては、「盟友(めいゆう)・悪友(あくゆう)・良友(りょうゆう)・級友(きゅうゆう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても知己と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「知己の読み方と意味、”ちき”と”ちこ”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
<読み間違えやすい漢字の一覧>
<難読漢字の一覧(偏)>