結論から言ってしまうと、給うの正しい読み方は「たまう」になります。
給うの”給”は「たま(う)」「きゅう」と読むことができますが、
給うは「たまう」と読むのが正しく、「きゅうう」と読むのは間違いです。
次の章で給うの意味と類義語について解説していきます。
給うは「”与える”の尊敬語のこと/自分と地位が同じかそれ以下の人に対して、軽い敬意や親しみを込めて命令する語のこと」の意味として用いられています。
給うを用いた例文としては、「お言葉を給う」や、「そこに置いてくれ給え」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「”与える”の尊敬語」の意味で、後者の例文は「自分と地位が同じかそれ以下の人に対して、軽い敬意や親しみを込めて命令する語」の意味で使用しています。
また給うの類義語としては、「賜う(たまう)・下さる(くださる)・戴く(いただく)・賜わる(たまわる)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても給うと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「給うの読み方と意味、”たまう”と”きゅうう”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
<読み間違えやすい漢字の一覧>
<難読漢字の一覧(偏)>