さて日常的に使われるもので「佇む」という言葉があります。
この佇むに使用されている漢字は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは佇むの読み方と意味、「たたずむ」と「ちょむ」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.佇むの正しい読み方は「たたずむ」「ちょむ」?
では佇むの正しい読み方は、「たたずむ」「ちょむ」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、佇むの正しい読み方は「たたずむ」になります。
佇むの”佇”は「たたず(む)」「ちょ」と読むことができますが、
佇むは「たたずむ」と読むのが正しく、「ちょむ」と読むのは間違いです。
佇むの”佇”という字は、貯金(ちょきん)の”貯(ちょ)”という字に似ているため注意が必要です。
次の章で佇むの意味と類義語について解説していきます。
2.佇むの意味と類義語について
では佇むの意味と類義語について見ていきましょう。
まず佇むは「しばらく立ち止まっていること。ずっと立っていること」の意味として用いられています。
佇むを用いた例文としては、「彼は窓辺に佇んでいる」や、
「歩道で佇む女性がいる」のような使い方で用いられています。
また佇むの類義語としては、「棒立ち(ぼうだち)・静止(せいし)・安静(あんせい)・凝然(ぎょうぜん)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても佇むと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「佇むの読み方と意味、”たたずむ”と”ちょむ”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 佇むの正しい読み方は「たたずむ」で、「ちょむ」は間違い。
- 佇むは「しばらく立ち止まっていること。ずっと立っていること」の意味。
- 佇むの類義語には、「棒立ち・静止・安静・凝然」などがある。