さて日常的に使われるもので「性分」という言葉があります。
この性分に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
性分がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは性分の読み方と意味、「しょうぶん」と「せいぶん」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.性分の正しい読み方は「しょうぶん」「せいぶん」?
では性分の正しい読み方は、「しょうぶん」「せいぶん」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、性分の正しい読み方は「しょうぶん」になります。
性分の”性”は「せい」「しょう」と読むことができますが、
性分は「しょうぶん」と読むのが正しく、「せいぶん」と読むのは間違いです。
また性分(しょうぶん)のように「性(しょう)」が用いられている言葉には、
「相性(あいしょう)・気性(きしょう)・本性(ほんしょう)・甲斐性(かいしょう)」などがあります。
性分(しょうぶん)のように「分(ぶん)」が用いられている言葉には、
「親分(おやぶん)・水分(すいぶん)・身分(みぶん)・分身(ぶんしん)」などがあります。
次の章で性分の意味と類義語について解説していきます。
2.性分の意味と類義語について
では性分の意味と類義語について見ていきましょう。
まず性分は「生まれつきの性質。性格のこと」の意味として用いられています。
性分を用いた例文としては、「損な性分だ」や、
「この作業は性分に合っている」のような使い方で用いられています。
また性分の類義語としては、「生来(せいらい)・資質(ししつ)・天性(てんせい)・先天的(せんてんてき)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても性分と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「性分の読み方と意味、”しょうぶん”と”せいぶん”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 性分の正しい読み方は「しょうぶん」で、「せいぶん」は間違い。
- 性分は「生まれつきの性質。性格のこと」の意味。
- 性分の類義語には、「生来・資質・天性・先天的」などがある。