このページでは十二単の読み方と意味、「じゅうにひとえ」と「じゅうにたん」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.十二単の正しい読み方は「じゅうにひとえ」「じゅうにたん」?

 

結論から言ってしまうと、十二単の正しい読み方は「じゅうにひとえ」になります

 

十二単の”単”は「たん」「ひとえ」と読むことができますが、十二単は「じゅうにひとえ」と読むのが正しく、「じゅうにたん」と読むのは間違いです

 

 

また十二単(じゅうにひとえ)のように「単(ひとえ)」が用いられている言葉は、十二単の他には「単帯(ひとえおび)」しか見つけることができませんでした。

 

 

次の章で十二単の意味と類義語について解説していきます。

 

2.十二単の意味と類義語について

 

十二単は「平安時代などの女官の正装に対する後世での俗称のこと」の意味として用いられています。

 

十二単と呼ばれているのは、中着を12枚も重ねて着ていたことに由来しています。

 

 

 

また十二単の類義語としては、「紋服(もんぷく)・留袖(とめそで)・両前(りょうまえ)・振袖(ふりそで)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても十二単と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「十二単の読み方と意味、”じゅうにひとえ”と”じゅうにたん”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 十二単の正しい読み方は「じゅうにひとえ」で、「じゅうにたん」は間違い。
  • 十二単は「平安時代などの女官の正装に対する後世での俗称のこと」の意味。
  • 十二単の類義語には、「紋服・留袖・両前・振袖」などがある。

 

 

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