このページでは杯の読み方と意味、「さかずき」と「はい」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.杯の正しい読み方は「さかずき」「はい」?

 

結論から言ってしまうと、杯の正しい読み方は「さかずき」「はい」の両方になります

 

 

これは”杯”という字の音読みと訓読みでの読み方で、訓読みでは「さかずき」と読むことができ、音読みでは「はい」と読むことができます。

 

ですので杯は「さかずき」「はい」の両方の読み方が正しいです。

 

 

ただ杯を「さかずき」「はい」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。

 

 

次の章で杯の意味と類義語について解説していきます。

 

2.杯の意味と類義語について

 

杯(さかずき)は「酒を飲むのに用いる小さな器のこと」の意味として用いられています。

 

 

杯を「さかずき」と読むと上記のような意味になりますが、「はい」と読むと上記の他に、「蛸(たこ)・烏賊(いか)または器に盛った液体などを数える語」の意味も含まれます

 

このように杯は「さかずき」「はい」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。

 

 

 

杯を用いた例文としては、「杯(さかずき)を交わす」や、
「蛸を3杯仕入れた」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「酒を飲むのに用いる小さな器のこと」の意味で、
後者の例文は「蛸・烏賊を数える語」の意味で使用しています。

 

 

 

また杯の類義語としては、「猪口(ちょこ)・湯飲み(ゆのみ)・グラス・カップ」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても杯と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「杯の読み方と意味、”さかずき”と”はい”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 杯という字は訓読みで「さかずき」、音読みで「はい」と読む。
  • 杯(さかずき)は「酒を飲むのに用いる小さな器のこと」の意味。
  • 杯(はい)は「酒を飲むのに用いる小さな器のこと/蛸・烏賊または器に盛った液体などを数える語のこと」の意味。
  • 杯の類義語には、「猪口・湯飲み・グラス・カップ」などがある。

 

 

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