さて日常的に使われるもので「右腕」という言葉があります。
この右腕に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
右腕がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは右腕の読み方と意味、「うわん」と「みぎうで」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.右腕の正しい読み方は「うわん」「みぎうで」?
では右腕の正しい読み方は、「うわん」「みぎうで」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、右腕の正しい読み方は「うわん」「みぎうで」の両方になります。
右腕の”右”は「みぎ」「う」、”腕”は「うで」「わん」と読むことができます。
一般的には右腕は「みぎうで」と読むことが多いです。
ただ右腕を「うわん」「みぎうで」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。
(次の章でそれぞれの意味について解説していきます)
また右腕(うわん)のように「右(う)」が用いられている言葉には、
「右岸(うがん)・右近(うこん)・右翼(うよく)・極右(きょくう)」などがあります。
右腕(うわん)のように「腕(わん)」が用いられている言葉には、
「手腕(しゅわん)・才腕(さいわん)・怪腕(かいわん)・腕章(わんしょう)」などがあります。
次の章で右腕の意味と類義語について解説していきます。
2.右腕の意味と類義語について
では右腕の意味と類義語について見ていきましょう。
まず右腕(うわん)は「右の腕のこと。特に野球において右手投げの投手のことを指す」の意味として用いられています。
右腕を「うわん」と読むと上記のような意味になりますが、
「みぎうで」と読むと「右の腕/最も頼りになる部下のこと」の意味となります。
このように右腕は「うわん」「みぎうで」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。
右腕を用いた例文としては、「右腕(みぎうで)を怪我した」や、
「私の右腕(みぎうで)となるのは彼だ」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「右の腕のこと」の意味で、
後者の例文は「最も頼りになる部下のこと」の意味で使用しています。
また右腕(みぎうで)の類義語としては、「懐刀(ふところがたな)・配下(はいか)・重臣(じゅうしん)・腹心(ふくしん)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても右腕と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「右腕の読み方と意味、”うわん”と”みぎうで”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 右腕の正しい読み方は「うわん」「みぎうで」の両方。
- 右腕(うわん)は「右の腕のこと。特に野球において右手投げの投手のことを指す」の意味。
- 右腕(みぎうで)は「右の腕のこと/最も頼りになる部下のこと」の意味。
- 右腕(みぎうで)の類義語には、「懐刀・配下・重臣・腹心」などがある。