さて日常的に使われるもので「参詣」という言葉があります。
この参詣に使用されている漢字(特に”詣”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは参詣の読み方と意味、「さんけい」と「さんし」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.参詣の正しい読み方は「さんけい」「さんし」?
では参詣の正しい読み方は、「さんけい」「さんし」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、参詣の正しい読み方は「さんけい」になります。
参詣の”詣”は「もう(でる)」「けい」と読むことができますが、
「し」と読むことはできず、参詣を「さんし」と読むのは間違いです。
また参詣(さんけい)のように「参(さん)」が用いられている言葉には、
「参勤(さんきん)・参道(さんどう)・参内(さんだい)・降参(こうさん)」などがあります。
参詣(さんけい)のように「詣(けい)」が用いられている言葉には、
「造詣(ぞうけい)・往詣(おうけい)・物詣(ぶっけい)・詣拝(けいはい)」などがあります。
次の章で参詣の意味と類義語について解説していきます。
2.参詣の意味と類義語について
では参詣の意味と類義語について見ていきましょう。
まず参詣は「神社や寺にお参りすること」の意味として用いられています。
参詣を用いた例文としては、「神社に参詣する」や、
「明日は寺に参詣に行く予定です」のような使い方で用いられています。
また参詣の類義語としては、「参拝(さんぱい)・参宮(さんぐう)・初詣(はつもうで)・拝観(はいかん)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても参詣と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「参詣の読み方と意味、”さんけい”と”さんし”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 参詣の正しい読み方は「さんけい」で、「さんし」は間違い。
- 参詣は「神社や寺にお参りすること」の意味。
- 参詣の類義語には、「参拝・参宮・初詣・拝観」などがある。