さて日常的に使われるもので「励行」という言葉があります。
この励行に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
励行がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは励行の読み方と意味、「れいこう」と「げきこう」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.励行の正しい読み方は「れいこう」「げきこう」?
では励行の正しい読み方は、「れいこう」「げきこう」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、励行の正しい読み方は「れいこう」になります。
励行の”励”は「はげ(ます)」「れい」と読むことはできますが、
「げき」と読むことはできないので、励行を「げきこう」と読むのは間違いです。
また励行(れいこう)のように「励(れい)」が用いられている言葉には、
「激励(げきれい)・奨励(しょうれい)・勉励(べんれい)・励起(れいき)」などがあります。
励行(れいこう)のように「行(こう)」が用いられている言葉には、
「移行(いこう)・横行(おうこう)・敢行(かんこう)・強行(きょうこう)」などがあります。
次の章で励行の意味と類義語について解説していきます。
2.励行の意味と類義語について
では励行の意味と類義語について見ていきましょう。
まず励行は「努力して行うこと。決めたことを実行するように努めること」の意味として用いられています。
励行を用いた例文としては、「法律を励行する」や、
「早起きを励行する」のような使い方で用いられています。
また励行の類義語としては、「決心(けっしん)・決行(けっこう)・決意(けつい)・精勤(せいきん)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても励行と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「励行の読み方と意味、”れいこう”と”げきこう”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 励行の正しい読み方は「れいこう」で、「げきこう」は間違い。
- 励行は「努力して行うこと。決めたことを実行するように努めること」の意味。
- 励行の類義語には、「決心・決行・決意・精勤」などがある。