さて日常的に使われるもので「帰省」という言葉があります。
この帰省に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
帰省がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは帰省の読み方と意味、「きしょう」と「きせい」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.帰省の正しい読み方は「きしょう」「きせい」?
では帰省の正しい読み方は、「きしょう」「きせい」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、帰省の正しい読み方は「きせい」になります。
帰省の”省”は「はぶ(く)」「しょう」「せい」と読むことができますが、
帰省は「きせい」と読むのが正しく、「きしょう」と読むのは間違いです。
また帰省(きせい)のように「帰(き)」が用いられている言葉には、
「帰郷(ききょう)・帰依(きえ)・帰属(きぞく)・帰路(きろ)」などがあります。
帰省(きせい)のように「省(せい)」が用いられている言葉には、
「三省(さんせい)・内省(ないせい)・反省(はんせい)・省察(せいさつ)」などがあります。
次の章で帰省の意味と類義語について解説していきます。
2.帰省の意味と類義語について
では帰省の意味と類義語について見ていきましょう。
まず帰省は「故郷に帰ること/故郷に帰って、親の安否をうかがうこと」の意味として用いられています。
帰省を用いた例文としては、「お盆に帰省する」や、
「帰省ラッシュで渋滞している」のような使い方で用いられています。
一般的には帰省は前者の意味で使われることがほとんどで、
どちらの例文も「故郷に帰ること」の意味で使用しています。
また帰省の類義語としては、「里帰り(さとがえり)・帰国(きこく)・帰郷(ききょう)・Uターン」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても帰省と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「帰省の読み方と意味、”きしょう”と”きせい”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 帰省の正しい読み方は「きせい」で、「きしょう」は間違い。
- 帰省は「故郷に帰ること/故郷に帰って、親の安否をうかがうこと」の意味。
- 帰省の類義語には、「里帰り・帰国・帰郷・Uターン」などがある。