結論から言ってしまうと、象形の正しい読み方は「しょうけい」になります。
象形の”象”は「ぞう」「しょう」と読むことができますが、象形は「しょうけい」と読むのが正しく、「ぞうけい」と読むのは間違いです。
「ぞうけい」というのは、”造形・造詣”などと書き表されるため注意が必要です。
次の章で象形の意味について解説していきます。
象形は「物の形を象(かたど)ること/物の形を絵的に象って文字とする方法のこと」の意味として用いられています。
2つ目の意味の「物の形を絵的に象って文字とする方法」というのは、日・山・木・川などのようにそれを絵的に象って文字とする方法を指します。
日・山・木・川などの物の形を象った文字は、「象形文字(しょうけいもじ)」と呼ばれます。
(古代エジプト文字なども象形文字にあたります)
象形を用いた例文としては、「象形によって考えを伝える」や、
「象形文字による記録が発見された」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「物の形を象ること」の意味で、
後者の例文は「物の形を絵的に象って文字とする方法」の意味で使用しています。
以上が「象形の読み方と意味、”ぞうけい”と”しょうけい”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど