このページでは別世界の読み方と意味、「べつせかい」と「べっせかい」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.別世界の正しい読み方は「べつせかい」「べっせかい」?

 

結論から言ってしまうと、別世界の正しい読み方は「べっせかい」になります

 

別世界の”別”は「わか(れ)」「べつ」と読むことができますが、
別世界は「べっせかい」と読むのが正しく、「べつせかい」と読むのは間違いです。

 

 

 

また別世界の”別”の読み方は「べつ」と読むことはできますが、
もともとそれ単体では「べっ」という読み方をすることはできません。

 

別世界のように「べつせかい」ではなく、「べっせかい」と変化して読むのは、日本語の「促音化(そくおんか)」と呼ばれているものです

 

 

促音化とは、”2つの語が結びついて1つの語になるときに、発音しやすくするために、後ろの語(カ行・サ行・タ行・パ行)の前に付いた音が「っ」(これを促音という)に変化する現象のこと”を言います。

 

別世界であれば、別(べつ)+世界(せかい)なので、世界(後ろの語)の前に付いた音である”つ”が促音の”っ”に変化します。

 

 

 

例えば「楽器(がっき)」や「切削(せっさく)」は促音化なしで読むと、
「がくき」や「せつさく」と読むのが普通です。

 

もともと”楽”には「がっ」という読み方はないですし、”切”にも「せっ」という読み方は存在しません

 

 

ですが日本語では促音化によって促音(「っ」)に変化するため、
「楽(がっ)」「切(せっ)」と変化させて読んでいるのです。

 

ただすべての言葉が促音化によって促音(「っ」)に変化するわけではないので、注意してください。

 

次の章で別世界の意味について解説していきます。

 

2.別世界の意味について

 

別世界は「この世とは別の世界のこと/自分のいる所とはまったくかけ離れた環境や社会のこと」の意味として用いられています。

 

 

別世界を用いた例文としては、「別世界の言語」や、
「彼女は別世界の人間だ」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「この世とは別の世界」の意味で、
後者の例文は「自分のいる所とはまったくかけ離れた環境や社会」の意味で使用しています。

 

 

以上が「別世界の読み方と意味、”べつせかい”と”べっせかい”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 別世界の正しい読み方は「べっせかい」で、「べつせかい」は間違い。
  • 別世界は「この世とは別の世界のこと/自分のいる所とはまったくかけ離れた環境や社会のこと」の意味。

 

 

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