結論から言ってしまうと、歩合の正しい読み方は「ぶあい」になります。
歩合の”歩”は「ある(く)」「ほ」「ぶ」、”合”は「あ(う)」「あ(い)」「ごう」と読むことができますが、歩合を「ほごう」と読むのは間違いです。
次の章で歩合の意味について解説していきます。
歩合は「ある数と他の数との割合のこと/取引の数量に対する手数料・報酬のこと」の意味として用いられています。
”歩合制(ぶあいせい)”という言葉を日常的に聞くと思いますが、
これは「売上高や契約数に応じて賃金を支払う制度のこと」を意味しています。
例えば保険関係の仕事であれば、何かしらの保険をお客さん何人か契約ごとに、自分の給料にいくらか金額が加算されていくような形式です。
なのでお客さんにたくさん契約してもらえればそれだけ自分の給料は増え、
反対に契約をあまりしてもらえない人は自分の給料は上がりません。
このように”売上高や契約数に応じて賃金(給料)を支払う制度”のことを歩合制と言います。
歩合を用いた例文としては、「公定歩合が0.25%に引き下げられた」や、
「彼は歩合制の仕事をしています」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「ある数と他の数との割合」の意味で、
後者の例文は「取引の数量に対する手数料・報酬」の意味で使用しています。
以上が「歩合の読み方と意味、”ぶあい”と”ほごう”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど