このページでは歩合の読み方と意味、「ぶあい」と「ほごう」どちらが正しいのかを解説しています。




1.歩合の正しい読み方は「ぶあい」「ほごう」?


結論から言ってしまうと、歩合の正しい読み方は「ぶあい」になります



歩合の”歩”は「ある(く)」「ほ」「ぶ」、”合”は「あ(う)」「あ(い)」「ごう」と読むことができますが、歩合を「ほごう」と読むのは間違いです。


次の章で歩合の意味について解説していきます。



2.歩合の意味について


歩合は「ある数と他の数との割合のこと/取引の数量に対する手数料・報酬のこと」の意味として用いられています。



”歩合制(ぶあいせい)”という言葉を日常的に聞くと思いますが、
これは「売上高や契約数に応じて賃金を支払う制度のこと」を意味しています



例えば保険関係の仕事であれば、何かしらの保険をお客さん何人か契約ごとに、自分の給料にいくらか金額が加算されていくような形式です。


なのでお客さんにたくさん契約してもらえればそれだけ自分の給料は増え、
反対に契約をあまりしてもらえない人は自分の給料は上がりません。


このように”売上高や契約数に応じて賃金(給料)を支払う制度”のことを歩合制と言います。




歩合を用いた例文としては、「公定歩合が0.25%に引き下げられた」や、
「彼は歩合制の仕事をしています」のような使い方で用いられています。


前者の例文は「ある数と他の数との割合」の意味で、
後者の例文は「取引の数量に対する手数料・報酬」の意味で使用しています。



以上が「歩合の読み方と意味、”ぶあい”と”ほごう”正しいのは?」でした。



3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 歩合の正しい読み方は「ぶあい」で、「ほごう」は間違い。
  • 歩合は「ある数と他の数との割合のこと/取引の数量に対する手数料・報酬のこと」の意味。



関連ページ

<難読漢字の一覧>


(写真あり)藜、櫛、羆など

【一文字】難読漢字の一覧!


(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など

【野菜・果物・茸】難読漢字の一覧!


(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など

【魚・貝・海藻】難読漢字の一覧!


(写真あり)海驢、犀、猫鼬など

【動物】難読漢字の一覧!


(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など

【鳥】難読漢字の一覧!


(写真あり)薊、金木犀、百合など

【花・植物】難読漢字の一覧!


(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など

【虫】難読漢字の一覧!


(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など

【食べ物・飲み物】難読漢字の一覧!


(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など

【道具・身近なモノ】難読漢字の一覧!

<読み間違えやすい漢字の一覧>


哀悼、重複、出生、集荷など

読み間違えやすい漢字一覧!


依存、過不足、続柄など

慣用読み(百姓読み)の一覧!


<難読漢字の一覧(偏)>


(写真あり)鯆、鰍、鰉など

【魚偏】難読漢字の一覧!


(写真あり)蝗、蠍、蝮など

【虫偏】難読漢字の一覧!


(写真あり)梲、栂、樅など

【木偏】難読漢字の一覧!


(写真あり)鎹、鍬、釦など

【金偏】難読漢字の一覧!


<覚えておきたい知識>


鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など

【知識】一般常識の一覧!


(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど

【一般的】物の名前の一覧!