このページでは重宝の読み方と意味、「ちょうほう」と「じゅうほう」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.重宝の正しい読み方は「ちょうほう」「じゅうほう」?

 

結論から言ってしまうと、重宝の正しい読み方は「ちょうほう」「じゅうほう」の両方になります

 

重宝の”重”は「おも(い)」「じゅう」「ちょう」、”宝”は「たから」「ほう」と読むことができます。

 

 

 

一般的には重宝は「ちょうほう」と読むことがほとんどです。

 

ただ重宝を「ちょうほう」「じゅうほう」のどれで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。

 

(次の章でそれぞれの意味について解説していきます)

 

 

 

また重宝(ちょうほう)のように「重(ちょう)」が用いられている言葉には、
「慎重(しんちょう)・貴重(きちょう)・尊重(そんちょう)・珍重(ちんちょう)」などがあります。

 

重宝(ちょうほう)のように「重(じゅう)」が用いられている言葉には、
「重視(じゅうし)・体重(たいじゅう)・厳重(げんじゅう)・荷重(かじゅう)」などがあります。

 

 

次の章で重宝の意味と類義語について解説していきます。

 

2.重宝の意味と類義語について

 

重宝(ちょうほう)は「便利で役に立つこと/貴重な宝物。大切な宝物のこと」の意味として用いられています。

 

 

重宝を「ちょうほう」と読むと上記のような意味になりますが、
「じゅうほう」と読むと「貴重な宝物。大切な宝物」の意味のみとなります

 

このように重宝を「ちょうほう」「じゅうほう」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。

 

 

 

重宝を用いた例文としては、「この道具はとても重宝(ちょうほう)する」や、
「彼はどの部署でも重宝(ちょうほう)がられている」のような使い方で用いられています。

 

重宝は一般的に前者の意味で使われることがほとんどで、どちらの例文も「便利で役に立つこと」の意味で使用しています。

 

 

 

また重宝(ちょうほう)の類義語としては、「便宜(べんぎ)・実用(じつよう)・有益(ゆうえき)・勝手が良い」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても重宝と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「重宝の読み方と意味、”ちょうほう”と”じゅうほう”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 重宝の正しい読み方は「ちょうほう」「じゅうほう」の両方。
  • 重宝(ちょうほう)は「便利で役に立つこと/貴重な宝物。大切な宝物のこと」の意味。
  • 重宝(じゅうほう)は「貴重な宝物。大切な宝物のこと」の意味。
  • 重宝(ちょうほう)の類義語には、「便宜・実用・有益・勝手が良い」などがある。

 

 

関連ページ