このページでは口腔の読み方と意味、「こうくう」と「こうこう」どちらが正しいのかを解説しています。




1.口腔の正しい読み方は「こうくう」「こうこう」?


結論から言ってしまうと、口腔の本来の読み方は「こうこう」でしたが、
いま現在では「こうくう」と「こうこう」のどちらでも問題はありません


口腔の”腔”は「くう」「こう」と読むことができます。



ただ一般的には口腔は「こうくう」と読むことが多いです。




口腔を「こうくう」と読むのは本来の読み方ではなく、
この「こうくう」は”慣用読み”と呼ばれる読み方になります。


慣用読みというのは、誤った読み方の人が増えて広く定着したことで、
その誤った読み方についても間違いではないとされた読みのことです。



簡単に言えば、口腔を「こうくう」と間違って読む人が増えたために、
「こうくう」でも「こうこう」でも正しい読み方ということにしよう!となったわけです。


なのでいま現在での口腔の読み方としては、「こうくう」と「こうこう」はどちらも正しい読み方となります。


次の章で口腔の意味について解説していきます。



2.口腔の意味について


口腔は「口から喉(のど)までの間の空間のこと」の意味として用いられています。



口腔を用いた例文としては、「口腔外科で診てもらう」や、
「口腔ケアはしっかりしてくださいね」のような使い方で用いられています。



以上が「口腔の読み方と意味、”こうくう”と”こうこう”正しいのは?」でした。



3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 「こうこう」が本来の読み方で、「こうくう」は慣用読み。
  • 口腔の読み方は、「こうこう」「こうくう」のどちらでも正しい。
  • 口腔は「口から喉までの間の空間のこと」の意味。



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