結論から言ってしまうと、控除の正しい読み方は「こうじょ」になります。
控除の”控”は「ひか(える)」「こう」と読むことはできますが、
「くう」と読むことはできず、控除を「くうじょ」と読むのは間違いです。
次の章で控除の意味について解説していきます。
控除は「計算の対象から金額・数量などを差し引くこと」の意味として用いられています。
控除という言葉は特に税金の計算のときに、課税対象(税金がかかる対象)から除外するときに用いられることが多いです。
日本では自分の収入に対して国から税金がかけられていますが、
所得控除や医療費控除などによって、一部の収入が課税対象から除外されます。
例えば500万円の収入があり、普通は500万円に対して税金がかけられますが、控除があることで税金がかけられる対象を350万円にまで下げられたとします。
税金が10%かけられるとすれば、50万円も税金を支払わなければならなかったものが、35万円の税金を支払うだけで済むようになります。
このように控除と言うのは、税金の計算で課税対象から除外するときに使われることが多いです。
(上記は例で、実際の金額を元にしているわけではないので注意してください)
控除を用いた例文としては、「扶養控除の対象となります」や、
「控除を受けると今よりも支払う税金が少なくなります」のような使い方で用いられています。
以上が「控除の読み方と意味、”こうじょ”と”くうじょ”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど