さて日常的に使われるもので「失恋」という言葉があります。
この失恋に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
失恋がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは失恋の読み方と意味、「しつこい」と「しつれん」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.失恋の正しい読み方は「しつこい」「しつれん」?
では失恋の正しい読み方は、「しつこい」「しつれん」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、失恋の正しい読み方は「しつれん」になります。
失恋の”失”は「うしな(う)」「しつ」、”恋”は「こい」「れん」と読むことができますが、失恋は「しつれん」と読むのが正しく、「しつこい」と読むのは間違いです。
また失恋(しつれん)のように「失(しつ)」が用いられている言葉には、
「遺失(いしつ)・過失(かしつ)・失業(しつぎょう)・失望(しつぼう)」などがあります。
失恋(しつれん)のように「恋(れん)」が用いられている言葉には、
「恋愛(れんあい)・恋情(れんじょう)・恋慕(れんぼ)・恋着(れんちゃく)」などがあります。
次の章で失恋の意味と類義語について解説していきます。
2.失恋の意味と類義語について
では失恋の意味と類義語について見ていきましょう。
まず失恋は「恋する思いが相手に通じなかったり、相手に拒絶されたりすること」の意味として用いられています。
失恋を用いた例文としては、「失恋から立ち直る」や、
「何だか失恋したような気持ち」のような使い方で用いられています。
また失恋の類義語としては、「傷心(しょうしん)・悲哀(ひあい)・悲恋(ひれん)・破局(はきょく)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても失恋と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「失恋の読み方と意味、”しつこい”と”しつれん”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 失恋の正しい読み方は「しつれん」で、「しつこい」は間違い。
- 失恋は「恋する思いが相手に通じなかったり、相手に拒絶されたりすること」の意味。
- 失恋の類義語には、「傷心・悲哀・悲恋・破局」などがある。