長月とは何月のこと?意味と由来、読み方とは?長月の別名は?

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    さてあなたは長月とは何かをご存知でしょうか。

     

    いま現在では日本での暦は主に新暦が使われていますが、
    昔は新暦ではなく旧暦が使用されていました。

     

    長月というのは日本での旧暦の時代における月(1月、2月・・・)の名称なのですが、
    現在ではほとんど使用されることがないので分からない人も多いでしょう。

     

    そこでこのページでは長月とは何月のことを指しているのか?
    また長月の意味・由来・読み方・別名について簡単に解説します。

     

    どうぞご覧ください。

     

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    1.長月とは何月のことを指しているのか?


    では長月とは何月のことを指しているのか見ていきましょう。

     

    長月とは旧暦における月(1月、2月、3月・・・)の名称のことで、
    新暦(いま現在の暦)でいうところの”9月”のことを指しています

     

    いまだと1年間が365日(うるう年だと366日)というのは一般的ですが、
    それはいま現在使用されているのが新暦だからです。
    (いま現在使用されている暦は、太陽暦のひとつであるグレゴリオ暦です)

     

    日本における旧暦では天保暦(太陰太陽暦のひとつ)が使用されていましたが、
    旧暦(天保暦)に従った場合は1年間が354日ということになります。

     

     

    そしてこの旧暦が使用されていたときの月の名称が”長月”であり、
    暦が新暦に改暦された現在では長月という名称から”9月”に変更されました

     

     

    ですが長月(旧暦の月)と9月(新暦の月)では季節にずれが発生していて、
    ”だいたい1ヶ月〜2ヶ月ほど”のずれがあるので注意が必要です。

     

    なので長月の時期は旧暦と新暦における季節のずれを考慮すると、
    新暦(現在の暦)でいうところの”9月下旬〜11月上旬”のことを表していることになります

     

    2.長月の意味・由来・読み方について

     

    では長月の意味・由来・読み方について見ていきましょう。

     

    まず長月は旧暦における9月のことで、読み方は”長月(ながつき)”になります

     

    そして長月の意味・由来としては諸説ありますが、
    夜がだんだんと長くなり始める月という意味の”夜長月”からきている説が有力です。

     

     

    この時期ぐらいになると日が昇っている時間が少しずつ短くなっていき、
    日が落ちる夜の時間が長くなるため、”夜長月(よながつき)”と呼ばれました
    (旧暦における9月は、現在でいうと9月下旬〜11月上旬ぐらい)

     

    よく聞く言葉に夏至と冬至がありますが、夏至(6月21日前後)は”最も夜が短くなる日”で、
    冬至(12月21日前後)は”最も夜が長くなる日”だとされています。

     

     

    なので夏至を過ぎて冬至に近づくにつれて少しずつ夜が長くなることを、
    昔の人もいまと同じように感じていたということです。

     

    そしてこの夜長月が略されて、旧暦の月である”長月”となったんですね。

     

     

    また他の説(有力な説ではない)としては、秋の月を見ることができる最後の月になることから、
    ”名残月(なごりづき)”となってそれが転じたとされる説。

     

    この時期は雨が多く降る(秋雨のこと)季節だったことから、
    ”長雨月(ながめつき)”が転じて”長月(ながつき)”になったとされる説があります。

     

    このように旧暦の月名の由来には様々な説があります。

     

    3.長月の別名とは何か?

    旧暦の月名である長月(ながつき)ですが、実は長月という名称以外にも別名がたくさんあります。

     

    いまだと9月のことは9月としか言わず別名はありませんが、
    昔は月名に生活や季節に関連する呼び方をしていました

     

    そしてその月を表す名称もひとつやふたつではありません。

     

    では長月の別名には一体どういう名称のものがあるのかを見ていきましょう。

     

    晩秋(ばんしゅう)

    長月が別名で晩秋(ばんしゅう)と呼ばれるのは、秋の終わりの方という理由からです。

     

    晩秋の”晩”には”終わりの方”という意味があるため、
    晩秋というのは秋の終わりの方であることを意味しています。

     

    現在の季節では9月と言えば秋が始まったばかりなのですが、
    旧暦の季節では秋というのは7月・8月・9月なので終わりの方にあたります

     

    ですので晩秋は秋(7月・8月・9月)の終わりの方を意味しているので、
    旧暦の9月である長月の別名として晩秋(ばんしゅう)と呼ばれています。

     

    菊月(きくづき)


    ※菊(きく)の花の写真

     

    長月が別名で菊月(きくづき)と呼ばれるのは、菊の花が咲く月という理由からです。

     

    俳句の季語でも”菊”は秋に分類されて秋の花というイメージが強いですが、
    実は秋以外の季節でも菊の花の品種によって開花時期は異なります

     

    菊の花はその品種によってはだいたい5月〜1月の時期まで咲くため、
    秋だけでなく夏や冬の時期にも咲かせることができます。

     

    寝覚月(ねざめづき)

    長月が別名で寝覚月(ねざめづき)と呼ばれるのは、眠りから覚めることが多くなる月という理由からです。

     

    この時期は夜の時間が長くなるためそれに伴って、
    寝ていても夜に目が覚める回数が多くなるので”寝覚月(ねざめづき)”呼ばれています

     

    他の長月の別名(箇条書き)

    ”晩秋(ばんしゅう)”、”菊月(きくづき)”、”寝覚月(ねざめづき)”以外にも、
    長月の別名として呼ばれている名称について下に箇条書きにしてみました。

    <長月の別名の一覧>

    • 夜長月(よながつき)
    • 名残月(なごりづき)
    • 長雨月(ながめつき)
    • 色取月(いろどりづき)
    • 菊の秋(きくのあき)
    • 菊見月(きくみづき)
    • 竹酔月(ちくすいづき)
    • 紅葉月(もみじづき)
    • 祝月(いわいづき)
    • 詠月(えいげつ)
    • 季秋(きしゅう)
    • 季白(きはく)
    • 朽月(きゅうげつ)
    • 玄月(げんげつ) などなど

    ※上記以外にも長月の別名は数多く存在しています。

     

    以上が「長月とは何月のこと?意味と由来、読み方とは?長月の別名は?」でした。

     

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    4.まとめ

    これまで説明したことをまとめますと、

    • 長月(ながつき)とは、旧暦における9月のこと。
    • 長月と新暦の9月には季節にずれがあり、長月は現在の9月下旬〜11月上旬のことになる。
    • 長月の由来は、夜がだんだんと長くなり始める月という意味の”夜長月”からきている。

     

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