このページでは固体と個体の違いについて簡単に解説しています。

 

 

 

1.固体と個体の違いについて

 

結論から言ってしまうと固体と個体の違いは、
物質の状態を表した言葉なのか、個々の生物を指す言葉なのかになります。

 

固体(こたい)とは”物質の状態”のことを表している言葉で、
個体(こたい)とは”個々の生物のこと”を表している言葉です

 

さて固体と個体それぞれについて詳しく見ていきましょう。

 

固体とは?

まず固体とは、物質の状態のひとつを表している言葉です。

 

物質には気体・液体・固体と呼ばれる3つの状態が存在していて、
例えば水(液体)が固体に変化すると氷、気体に変化すると水蒸気になります。

 


※上図はそれぞれの状態変化の名称を表しています

 

そしてこのように物質の状態が変化することを”物質の状態変化”、
物質の状態である気体・液体・固体をまとめて”物質の三態”と言います

 

また”プラズマ”という言葉を聞いたことがあるという人もいると思いますが、
プラズマは気体・液体・固体に続く”第4の状態”です。

 

 

ちなみに”水=100℃で沸騰する”と覚えている人も多いかもしれませんが、
これは場所によって異なり、周囲の気圧が低い所では100℃よりも低い温度で沸騰します。
(富士山の頂上では約87℃で水は沸騰する)

 

なのでどこでも水は100℃で沸騰するわけではないので、覚えておきましょう。

 

個体とは?

次に個体とは、個々の生物を表している言葉です。

 

例えば人間・犬・猫などは個体(個々の生物)のことを表しており、
個体というのは”生物における分類”と覚えた方が分かりやすいです。

 

 

個体を用いた言葉には、よく耳にするもので「個体名」や「個体差」があります。

 

 

個体名というのはその個体における固有の名前のことで、
犬にポチと名前を付けると、その犬の個体名は”ポチ”となります
(人間にも一人ずつ名前が付いていますが、その名前が個体名です)

 

 

個体差というのは、その個体における能力などの差のことで、
人間で言えば”頭の良さ”や”身体能力の高さ”などが挙げられます。

 

人間(個体)の中でも頭が良い人もいれば悪い人もいて、
足が速い人もいれば足が遅い人もいますよね。

 

このように同じ個体において生じる差のことを”個体差”と言います。
(人間であれば個人差とも言われます)

 

 

以上が「固体と個体の違いとは?」でした。

 

 

2.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 固体とは、物質の状態のひとつのこと。
  • 個体とは、個々の生物のことを指す(人間・犬・猫など生物における分類)。

 

 

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