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  • 気温と温度と室温の違いとは?
    さて日常的によく”気温”と”温度”と”室温”という言葉を聞きます。普段から何気なく使用している言葉で文字的に似ていますが、実はそれぞれの言葉が表しているものは違います。そしてこれらの言葉の違いをあまり理解せずに、普段から使用している人も中にはいるのではないでしょうか?そこでこのページでは、気温と温度と室温の違いについて簡単に解説します。どうぞご覧ください。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});目次気温と温度と室温の違いとは?厳密には気温というのは室温を含んでいるまとめ1.気温と温度と室温の違いとは?では気温と温度と室温の違いとは何か見ていきましょう。結論から言ってしまうと気温と温度と室温の違いとしては、温度の種類の中に気温と室温があるということです。温度(おんど)というのは、熱さ・冷たさ(暖かさ・寒さ)などその度合いを表したものです。そして気温(きおん)は大気の温度のことで、外に百葉箱を設置することによって測定されます。大気とは地球における空気のことですので、気温というのは空気の温度と覚えてもらって問題ありません。百葉箱の中には、温度計・湿度計が地面から高さ1.5mになるように設置されている。また室温(しつおん)は室内の温度のことで、室内に温度計を設置して測定されます。なので一般的に室内は室温、外は気温で表されます。ちなみに鉄と水がどれくらいの熱さ・冷たさなのか温度を測定したとき、鉄はそのまま鉄の温度と表され、水なら水温と略して表されることが多いですよね。このように物体によって○温と略されるものと略されないものがあるので覚えておきましょう。(日常的によく使用されているものが略されている傾向にある)関連:空気と大気の違いとは?関連:熱と温度の違いとは?2.厳密には気温というのは室温を含んでいる厳密には気温というのは室温のことも含んでいます。どういうことかというと室温は室内に設置してある温度計を使って、室内の空気の温度を測定しているからです。なので室温というのは、室内における大気(空気)の温度のことなんですね。これは気温という言葉をどのように捉えるかによって、少し意味が違ってきます。気温のことを”百葉箱で測定した大気(空気)の温度”として捉えた場合は、一般的な意味である室外の大気(空気)の温度と捉えることができます。ですが気温のことを”大気(空気)の温度”のみとして捉えた場合は、気温には”室内の気温”と”外の気温”の2つの捉え方ができてしまいます。室内で測定しているのも外で測定してるのについても両方とも、大気(空気)の温度を測定しているということには変わりありません。なのでこのように気温という言葉の捉え方次第では室温を含んでしまいます。ただし、一般的には気温という場合には外の温度のことを表しており、室温という場合には室内の温度のことを表しているので覚えておきましょう。関連:液体温度計の仕組みを簡単に図解!なぜ水銀は使われなくなったのか?関連:室内と屋内の違いとは?以上が「気温と温度と室温の違いとは?」でした。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});3.まとめこれまで説明したことをまとめますと、温度とは、熱さ・冷たさ(暖かさ・寒さ)などその度合いを表したもの。気温とは、大気(地球の場合は空気)の温度のこと。室温とは、室内の温度のこと。これらの違いとしては、温度の種類の中に気温と室温が存在するということ。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});関連ページ⇒温度とは何か?物体の状態変化と温度の関係について解説!⇒絶対零度とは?また絶対零度の温度は何度なのか?⇒絶対熱とは何か?絶対熱の温度は何度あるのか?⇒ドライアイスとは?ドライアイスから発生する白い煙の正体って何?⇒シンクに熱湯を流すとボコッと音がする理由とは?熱湯は流さない方が良いのか?⇒水が100度に達していないのに蒸発する仕組みとは?⇒熱対流とは何か?熱対流の仕組みをわかりやすく図で解説!⇒なぜ氷は空気中よりも水中の方が溶けやすいのか?⇒なぜ水温と気温は同じなのに体感温度が違うのか?⇒水を沸騰させると発生する泡の正体とは?またなぜ泡は発生するのか?
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  • なぜ水温と気温は同じなのに体感温度が違うのか?
    気温30℃だと暑いと感じて、水温30℃の水に触ると冷たく感じますが、同じ30℃なのにどうして体感温度が違うのかをあなたはご存知でしょうか。別に理由が分からず「そういうもんだ」と思っていても特に問題はありませんが、知っていたほうが何かと役に立つときが来るので得をするはずです。そこでこのページでは、なぜ水温と気温は同じなのに体感温度が違うのかを簡単に解説します。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});目次なぜ水温と気温は同じなのに体感温度が違うのか?まとめ1.なぜ水温と気温は同じなのに体感温度が違うのか?ではなぜ水温と気温は同じなのに体感温度が違うのかを見ていきましょう。まず水温は”水の温度”で、気温は”空気の温度”のことを表しており、水温30℃の水は冷たく感じて、気温30℃の空気は暑いと感じますよね。結論から言って、水と空気は同じ30℃なのになぜ体感温度が違うのかと言うと、それは水と空気における熱伝導率(熱の伝わりやすさ)が異なるからです。水は空気に比べて熱伝導率が高いため熱が伝わりやすく、反対に空気は水よりも熱伝導率が低いため熱が伝わりにくいです。(水は空気に比べると20倍以上も熱が伝わりやすい物質になります)この水と空気の熱伝導率(熱の伝わりやすさ)の違いにより、それぞれに触れたときの体感温度が異なるんですね。さて以上のことを踏まえて、もう少し詳しく体感温度が異なる仕組みを解説していきます。私たち人間は普通であれば36℃~37℃ほどの体温を持っていて、何かに触れて冷たいと感じるのは、触れたモノに熱が移動している(奪われている)からです。そして自分の体から移動する(奪われる)熱の量が多いほど冷たいと感じます。ですので30℃の水(熱が伝わりやすい)と空気(熱が伝わりにくい)であれば、体温の方が36℃~37℃ほどで高いので、触れれば水と空気に熱が移動していきます。(熱は温度の高い方から低い方へと移動していくため)このときに同じ温度でも水と空気であれば、水の方が熱が伝わりやすい物質になるため、自分の体からより多くの熱が移動してしまうので水の方が冷たいと感じてしまうんですね。また水と空気の温度が体温よりも高かった場合についても同様の考え方になります。例えばそれぞれ100℃の水と空気(100℃の空気はサウナ内ぐらいの気温)があった場合には、100℃の水は熱すぎてずっと触っているのはまず無理ですが、100℃の空気であれば比較的長い時間触っていられますよね。100℃ということは自分の体温よりも温度が上になるので、触れていればその温度の高い物質から自分の体へと熱が移動してきます。上図のように100℃の水にずっと触れていることができないのは、水の熱伝導率が高いために自分の体に熱が大量に移動してくるからです。反対に100℃の空気に長いあいだ体が触れていても平気なのは、空気の熱伝導率が低いために空気から体に熱があまり移動してこないからです。(それでも息苦しかったり、暑い感じはします)水と空気の温度が同じなのに、体感温度が違うのにはこのような理由があったというわけです。関連:熱と温度の違いとは?関連:熱伝導率とは何かをわかりやすく解説!熱伝導率が高い・低いとは?以上が「なぜ水温と気温は同じなのに体感温度が違うのか?」でした。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});2.まとめこれまで説明したことをまとめますと、水温と気温が同じなのに体感温度が違うのは、水と空気における熱伝導率の違いによるもの。水の方が空気よりも熱伝導率が高いので、触れたときに移動する熱の量が多くなる。熱は必ず温度が高いモノから温度が低いモノへと移動する。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});関連ページ⇒温度とは何か?物体の状態変化と温度の関係について解説!⇒絶対零度とは?また絶対零度の温度は何度なのか?⇒質量とは?重量(重さ)との違いと単位について⇒コップに水滴がつく理由とは?分かりやすく仕組みを図で解説!⇒熱伝導とは何か?熱伝導の仕組みをわかりやすく図で解説!⇒なぜ氷は空気中よりも水中の方が溶けやすいのか?⇒流体とは何かをわかりやすく解説!圧力はどんなかかり方なのか?⇒なぜ液体は温度が上がると気体に変化しやすくなるのか?⇒粉塵爆発とは何か?粉塵爆発の原理をわかりやすく図で解説!⇒シンクに熱湯を流すとボコッと音がする理由とは?熱湯は流さない方が良いのか?
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