このページでは電子レンジとオーブンの違いとは?。またそれぞれどんな仕組みなのかを簡単に解説しています。
電子レンジとは、マイクロ波という電磁波によって物体の水分子を振動させて加熱する器具のことです。
少し難しい言葉が出てきましたが簡単に説明すると、
電子レンジはマイクロ波の作用で、食材などに含まれている水分に働きかけて加熱させるものということです。
つまり電子レンジの主な目的は、物体を加熱する(温める)ということになります。
では電子レンジの仕組みについてマイクロ波などの話も関連させて説明していきますね。
まずマイクロ波というのは電磁波の一種で、
マイクロ波は水分以外については通過してしまうという性質があります。
その物体によってマイクロ波の通過しやすさが違うので、
どの程度温まるのかというのは電子レンジの中にいれるものによります。
ですが水分を多く含んでいるものほどマイクロ波によって温められやすいです。
そして電子レンジの中はマイクロ波と言われる電磁波が放出され、
そのマイクロ波を反射させて水分を含んでいる物体に集中させる仕組みになっています。
料理で言えば冷えた食材を電子レンジの中に入れると、
電子レンジ内部から放出されたマイクロ波が食材の水分子に作用して振動させます。
水分子というのは動きが激しくなればなるほど熱を発生させます。
例えば、水分子同士が激しくぶつかり合うときにこすれて摩擦熱が発生します。
物体同士がこすれると摩擦によって熱くなりますよね。
摩擦熱というのは激しくぶつかればぶつかるほど、
その熱も比例して上がっていきますよね。
なのでマイクロ波によって食材などの水分子を振動させて、
動きを活発にさせることで食材などを加熱させているというわけです。
ちなみに電子レンジから取り出した後の容器が熱いのは、
容器の中に入っている食材の熱がその容器に伝わったために熱くなります。
これがいわゆる熱伝導といわれているものです。
では次にオーブンとその仕組みについて説明していきますね。
オーブンとは、赤外線という電磁波によって食材を加熱したり、焼いたりする器具のことです。
電子レンジのときのマイクロ波と同様で、
オーブンの赤外線についても物体の分子を振動させることで加熱します。
赤外線は水分だけではなくあらゆる物体の分子を振動させるので、
オーブンの中に入れた物体の表面から赤外線が吸収されていきます。
そして赤外線を吸収した物体の分子は赤外線の作用で振動し、
物体の分子同士が振動によってぶつかり合うことで摩擦熱が発生します。
先ほども言いましたがオーブンで使用されている赤外線は、
あらゆる物体に吸収されその物体の分子を振動させて熱を発生させます。
つまり食材であればその食材の表面から赤外線が吸収されていくということです。
このようにオーブンに食材を入れた際に、
赤外線が食材の表面から吸収されていくので表面上が焼かれます。
オーブンに利用されている赤外線はこのような特徴を持っているため、
オーブンはどちらかというと温めるというよりは焼くという目的で使用されることが多いですね。
次の章で電子レンジとオーブンの違いとはなんなのか説明していきますね。
電子レンジではマイクロ波、オーブンでは赤外線が利用されています。
そして利用されている電磁波によってどのような目的で使用するのかも異なります。
電子レンジ(マイクロ波)は食材を内部から温めるために、
オーブン(赤外線)は食材の表面を焼くために主に使用されています。
他にも細かい違いはあるかもしれませんが、
以上が電子レンジとオーブンの大きな違いと言えるでしょう。
また電子レンジで利用されているマイクロ波は主に水分に吸収されるので、
食材の表面ではなく食材の中にある水分に対して作用します。
反対にオーブンに利用されている赤外線はあらゆる物質に吸収されるので、
食材の内部ではなく食材の表面から吸収されていくということです。
このような違いがあるということをしっかりと理解して覚えておいてくださいね。
これまで説明したことをまとめますと、
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
哀悼、重複、出生、集荷など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど
(写真あり)メンマ、かんぴょう、マシュマロなど
(地図あり)軍艦島、淡路島、屋久島など
≪名前は知っているけどわからないもの≫
(写真あり)アヒージョ、マリトッツォなど
(写真あり)磯(いそ)、沿道、郊外など
(写真あり)うなじ、くるぶし、土踏まずなど
<豆知識>
(写真あり)カレーの容器、視力検査の器具など