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  • 風船にヘリウムガスを入れると空中に浮く理由とは?
    さて風船にはヘリウムガスが入れられているものがありますが、風船にヘリウムガスを入れるとその風船は空中に浮きます。ですがなぜヘリウムガスを風船に入れると空中に浮くのか、疑問に感じている人もいるのではないでしょうか。そこでこのページでは、風船にヘリウムガスを入れると空中に浮く理由を簡単に解説します。どうぞご覧ください。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});目次風船にヘリウムガスを入れると空中に浮く理由とは?昔は風船にヘリウムガスではなく水素が入れられていたまとめ1.風船にヘリウムガスを入れると空中に浮く理由とは?では風船にヘリウムガスを入れると空中に浮く理由とは何か見ていきましょう。結論から言ってしまうと風船にヘリウムガスを入れると空中に浮く理由は、ヘリウムガスが空気よりも軽い物質だからです。ヘリウムガスの比重は0.14(空気を1としたとき)で、これはヘリウムガスが空気より約7倍軽い物質であることを意味しています。このヘリウムガスを風船の中に入れることでその風船は周囲の空気よりも軽くなるので、どんどん上へ上へと上昇しようとして空中に浮くことになるんですね。風船の中にヘリウムガスを入れて空中に浮くようになるのは、ヘリウムガスによって得られた浮力(ふりょく)が風船自体の重さよりも大きくなったときになります。ヘリウムガスも何も入れていない風船(しぼんだ状態)は、当然ですが周囲の空気よりも重いため空中に浮くことはできません。そして風船の中にヘリウムガスを入れたとしても、入れるヘリウムガスの量が少なければ風船は空中に浮きません。(ヘリウムガスによって得られる浮力が風船自体の重さより小さいため)これを簡単に図でまとめると下のようになります。風船自体(気体が入っていない状態)が周囲の空気よりも重いので、風船自体を持ち上げるためにその重さよりも大きな浮力を作らなければなりません。だから十分な量のヘリウムガスが風船の中に入っていなければ、風船自体の重さより浮力が小さくなってしまうため空中に浮かなくなるんですね。関連:密度と比重の違いとは何かを簡単に解説!密度と比重の単位って何?2.昔は風船にヘリウムガスではなく水素が入れられていたいまでこそ空中に浮く風船の中にはヘリウムガスが入れられていますが、昔は風船の中にヘリウムガスではなく”水素”が入れられていました。ではなぜ水素からヘリウムガスに代えられたのかと言うと、それは水素自体が燃える物質でとても危険だからです。水素爆発という言葉をご存知の人も多いかと思いますが、空気中における水素濃度が高い状態でその近くに火気があると引火して爆発します。昔は水素が飛行船に使用されており、爆発事故が発生したことがあります。このような事故が起こったことからいまでは、爆発や燃える危険性のないヘリウムガスが使用されるようになりました。またヘリウムガス自体は無色・無味・無臭・無毒の気体なのですが、ヘリウムガスを大量に吸い込むと酸欠状態となり呼吸困難に陥ることがあります。(過去には実際にヘリウムガスによる事故が起こっています)空中に浮かすように風船の中にヘリウムガスが入れられている場合には、それを大量に吸い込んでしまうと呼吸困難となる危険性があります。(風船の中にはほぼ純粋なヘリウムガスしか入っていない)そしてヘリウムガスと言えば、声が高音になるジョークグッズとして用いられることも多いですが、ジョークグッズとして使用されるヘリウムガスには酸素が20%ほど含まれています。なのでジョークグッズとして用いられるヘリウムガスは吸い込んでも問題はありません。呼吸困難に陥る恐れがあるのは、風船の中に入れられているヘリウムガスになりますので、風船の中に入れられているヘリウムガスは吸い込まないように注意してください。関連:一酸化炭素中毒とは?発生する原因と仕組みについて簡単に解説!以上が「風船にヘリウムガスを入れると空中に浮く理由とは?」でした。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});3.まとめこれまで説明したことをまとめますと、風船にヘリウムガスを入れると空中に浮く理由は、ヘリウムガスが空気よりも軽い物質だから(浮力が働く)。水素からヘリウムガスに代わったのは、水素自体が燃える物質でとても危険だから。風船の中のヘリウムガスは吸い込むと、呼吸困難になる危険性があるので吸い込まないこと。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});関連ページ⇒なぜ空中に浮く風船と浮かない風船があるのか?⇒熱気球とは?また熱気球はどんな原理で空中に浮いているのか?⇒質量とは?重量(重さ)との違いと単位について⇒真空とは何か?分かりやすく図で解説!⇒1気圧とは?また何ヘクトパスカル(hPa)なのか?⇒風の正体とは?どんな原理で吹いているのか?⇒自由落下とは?空気抵抗・重さ・質量は関係ないのかを簡単に解説!⇒空気の膨張とは何か?空気の温度によって体積が変化する仕組みとは?⇒空気の温度で重さは変わる?暖かい空気は軽く冷たい空気が重い仕組みとは?⇒空気とは何か?高い場所ほど空気が薄くなる理由とは?
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  • なぜ空中に浮く風船と浮かない風船があるのか?
    さて風船には空中に浮く風船と浮かない風船の2種類が存在します。風船の見た目は変わらないのに、なぜ空中に浮く風船があって、中には空中に浮かない風船があるのか疑問に感じている人もいますよね。そこでこのページでは、空中に浮く風船と浮かない風船がある理由を解説します。どうぞご覧ください。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});目次なぜ空中に浮く風船と浮かない風船があるのか?まとめ1.なぜ空中に浮く風船と浮かない風船があるのか?ではなぜ空中に浮く風船と浮かない風船があるのかを見ていきましょう。結論から言ってしまうと空中に浮く風船と浮かない風船があるのは、風船の中に入っている気体(ヘリウムガスまたは空気)が異なるからです。上図のように空中に浮く風船の中にはヘリウムガスが入っていて、空中に浮かない風船の中には空気が入っています。ヘリウムガスは空気よりも約7倍ほど軽い物質になるため、周囲に存在する空気よりも上へ上へと上昇しようとします。(空気の比重=1とすると、ヘリウムガスの比重=0.14となる)なので風船を自分の息で膨らませようとすると、風船の中に入る気体は空気になるのでその風船は空中に浮かなくなります。このようにヘリウムガス(浮く)なのか空気(浮かない)なのか、風船の中にある気体の種類によって空中に浮くかどうかが決まります。関連:風船にヘリウムガスを入れると空中に浮く理由とは?関連:密度と比重の違いとは何かを簡単に解説!密度と比重の単位って何?以上が「なぜ空中に浮く風船と浮かない風船があるのか?」でした。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});2.まとめこれまで説明したことをまとめますと、空中に”浮く”風船の中には、ヘリウムガス(空気より約7倍軽い物質)が入っている。空中に”浮かない”風船の中には、空気が入っている。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});関連ページ⇒自由落下とは?空気抵抗・重さ・質量は関係ないのかを簡単に解説!⇒風の正体とは?どんな原理で吹いているのか?⇒空気とは何か?高い場所ほど空気が薄くなる理由とは?⇒真空とは何か?分かりやすく図で解説!⇒一酸化炭素中毒とは?発生する原因と仕組みについて簡単に解説!⇒重力加速度とは?仕組みを分かりやすく図解!⇒空気抵抗とは?なぜ物体の速度が上がると空気抵抗は大きくなるのか?⇒山でお菓子の袋が膨らむ仕組みとは?分かりやすく図で解説!⇒空気の膨張とは何か?空気の温度によって体積が変化する仕組みとは?⇒熱気球とは?また熱気球はどんな原理で空中に浮いているのか?
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