末(すえ)と末(まつ)の違いとは?
さてあなたは末(すえ)と末(まつ)という言葉をご存知でしょうか。例えば「期限は今月末(すえ)まで」とか「今月末(まつ)までに終わらせること」のように、これらの言葉は何かしらの期間を示すときによく使用されています。しかし漢字は”末”で同じでも人によっては先ほどのように言い方が異なるので、末(すえ)・末(まつ)の読み方の違いによって示す期間も同じなのか疑問に感じる人も多いはずです。そこでこのページでは、末(すえ)と末(まつ)が示す期間はどのように違うのかを簡単に解説します。どうぞご覧ください。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});目次末(すえ)と末(まつ)の違いとは?まとめ1.末(すえ)と末(まつ)の違いとは?では末(すえ)と末(まつ)の違いとは何かを見ていきましょう。結論から言ってしまうと末(すえ)は”ある期間の終わりの数日間”を表していて、末(まつ)は”ある期間の終わりの日”を表しています。つまり末(すえ)の方が示している期間の範囲(数日間)が広くて、末(まつ)だと示している期間の範囲(1日)が狭いです。末(すえ)の期間としては具体的にどのくらいの日数という決まりはないですが、一般的な感覚だとだいたい”5日間程度(3日~7日間)”の場合が多いです。例えば、「10月末(すえ)」と「10月末(まつ)」では示している期間が少し異なります。上のように10月末(すえ)という場合は”10月の終わりの数日間”を示しており、10月末(まつ)という場合には”10月の終わりの日のみ”を示すことになります。なので一般的に末(すえ)と末(まつ)が使用されるときには、示している期間にはこのような違いがあるものだと覚えておいてください。ただ先ほど一般的に”末(まつ)は終わりの日のこと”を指すと言いましたが、ややこしいことに末(まつ)には”終わりの方”という意味もあります。年末(ねんまつ)や年度末(ねんどまつ)という言葉が使用されますが、これらの場合で末(まつ)は”終わりの日”ではなく”終わりの方”という意味で使用されることが多いです。ですので年末であれば年の終わりの方である12月頃、年度末であれば年度の終わりの方である3月頃を示していることが多いので注意してください。年度についても少しややこしい部分があるので、良ければ下記をご覧ください。関連:今年と今年度の違いとは?年度の期間は目的によって異なるって本当?以上が「末(すえ)と末(まつ)が示す期間はどう違うのか?」でした。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});2.まとめこれまで説明したことをまとめますと、末(すえ)とは、”ある期間の終わりの数日間”のこと。末(まつ)とは、”ある期間の終わりの日”のこと。10月末(すえ)であれば10月25日~31日、10月末(まつ)であれば10月31日のみを示すことが多い。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});関連ページ⇒西暦とは何か?西暦はいつから使われた?西暦・和暦・干支の早見表!⇒和暦とは?西暦との違いは何か?⇒紀元前とは?またBCとADの意味や表を分かりやすくまとめました!⇒1世紀は何年のこと?21世紀はいつから?22世紀までの早見表あり⇒新暦って何?旧暦との違いとは?⇒四半世紀の意味とは?また半世紀・三四半世紀が示す期間は?⇒上旬と下旬と中旬の期間の違いとは?⇒うるう年(閏年)とは?4年に1度だけ366日になる仕組みを解説!⇒なぜ旧暦と新暦にずれが発生するのかを詳しく解説!⇒水無月とは何月のこと?意味と由来、読み方とは?水無月の別名は?
Read More