結論から言ってしまうと、使途の正しい読み方は「しと」になります。
使途の”途”は「と」「ず」(連濁により「ど」)と読むことができますが、使途は「しと」と読むのが正しく、「しど」と読むのは間違いです。
次の章で使途の意味について解説していきます。
使途は「金銭・物品などの、使い道のこと」の意味として用いられています。
”使途不明金(しとふめいきん)”という言葉がありますが、これは「使い道が分からないお金のこと」で、”支出額や支払先が分かっているのに、支出目的(使い道)の分からないお金のこと”を指します。
例えば「Aさんが、Bさんに30万円の支払いをした」ということしか分からない領収書があるとすれば、「Aさんが、Bさん(支払先)に30万円(支払額)の支払いをした」ことは分かりますが、そのお金の支出目的(使い道)が分からないため、その30万円は使途不明金になります。
使途を用いた例文としては、「本来の使途以外で使われていた」や、
「使途不明金について質問する」のような使い方で用いられています。
以上が「使途の読み方と意味、”しと”と”しど”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど