このページでは愚見の読み方と意味、「ぐけん」と「ぐうけん」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.愚見の正しい読み方は「ぐけん」「ぐうけん」?

 

結論から言ってしまうと、愚見の正しい読み方は「ぐけん」になります

 

 

愚見の”愚”は「おろ(か)」「ぐ」と読むことはできますが、
「ぐう」と読むことはできないので、愚見を「ぐうけん」と読むのは間違いです。

 

次の章で愚見の意味について解説していきます。

 

2.愚見の意味について

 

愚見は「愚かな意見のこと/自分の意見を謙(へりくだ)っていう語のこと」の意味として用いられています。

 

謙るというのは、”相手を敬(うやま)って自分を控(ひか)えめにすること。謙遜すること”を意味します。

 

 

 

愚見を用いた例文としては、「愚見を申し上げますと」や、
「愚見が少しでも貴方のお役に立てれば幸いです」のような使い方で用いられています。

 

一般的に愚見は後者の意味で使われることが多く、どちらの例文も「自分の意見を謙っていう語のこと」の意味で使用しています。

 

 

以上が「愚見の読み方と意味、”ぐけん”と”ぐうけん”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 愚見の正しい読み方は「ぐけん」で、「ぐうけん」は間違い。
  • 愚見は「愚かな意見のこと/自分の意見を謙っていう語のこと」の意味。

 

 

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