このページでは蝉蛻の読み方と意味、「せんぜい」と「せんだつ」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.蝉蛻の正しい読み方は「せんぜい」「せんだつ」?

 

結論から言ってしまうと、蝉蛻の正しい読み方は「せんぜい」になります

 

 

蝉蛻の”蝉”は「せみ」「せん」「ぜん」、”蛻”は「せい」「ぜい」と読むことはできますが、”蛻”は「だつ」と読むことはできないので、蝉蛻を「せんだつ」と読むのは間違いです。

 

次の章で蝉蛻の意味について解説していきます。

 

2.蝉蛻の意味について

 

蝉蛻は「蝉(セミ)の抜け殻のこと/(転じて)外見だけで中身のないこと/俗世間から抜け出すこと。迷いから抜け出すこと」の意味として用いられています。

 

 

蝉蛻を用いた例文としては、「蝉蛻という名称の生薬がある」や、
「容易に蝉蛻することはできない」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「蝉(セミ)の抜け殻のこと」の意味で、
後者の例文は「俗世間から抜け出すこと。迷いから抜け出すこと」の意味で使用しています。

 

 

以上が「蝉蛻の読み方と意味、”せんぜい”と”せんだつ”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 蝉蛻の正しい読み方は「せんぜい」で、「せんだつ」は間違い。
  • 蝉蛻は「蝉の抜け殻のこと/(転じて)外見だけで中身のないこと/俗世間から抜け出すこと。迷いから抜け出すこと」の意味。

 

 

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