結論から言ってしまうと、冷麦の正しい読み方は「ひやむぎ」になります。
冷麦の”冷”は「つめ(たい)」「ひ(や)」「れい」、”麦”は「むぎ」「ばく」と読むことができますが、冷麦は「ひやむぎ」と読むのが正しく、「れいばく」と読むのは間違いです。
「ひやむぎ」は冷麦の他に”冷や麦”と書き表されることもあります。
次の章で冷麦の意味について解説していきます。
冷麦は「細打ちにしたうどんを茹(ゆ)でて冷水で冷やし、汁(つゆ)をつけて食べるもの」の意味として用いられています。
冷麦(ひやむぎ)と似ているもので素麺(そうめん)がありますが、現在の冷麦と素麺の一番の違いは”麺の太さ”になります。
日本農林規格(JAS)の定めている基準によると、下記のようになっています。
手延(の)べというのは”機械・道具などを使わずに手で伸ばすこと”を指し、
手延べの場合は、長径1.7mm未満であれば素麺・冷麦のどちらの名称を付けても良いそうです。
なので基本的には細いものから”素麺(そうめん)<冷麦(ひやむぎ)<饂飩(うどん)”のように区別されることが多いです。
以上が「冷麦の読み方と意味、”ひやむぎ”と”れいばく”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど