このページでは明朝の読み方と意味、「みょうちょう」と「めいちょう」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.明朝の正しい読み方は「みょうちょう」「めいちょう」?

 

結論から言ってしまうと、明朝の正しい読み方は「みょうちょう」「みんちょう」「みょうあさ」になります

 

明朝の”明”は「あか(るい)」「めい」「みょう」「みん」、”朝”は「あさ」「ちょう」と読むことができますが、明朝を「めいちょう」と読むのは間違いです。

 

 

一般的には明朝は「みょうちょう」と読むことが多いです。

 

ただ明朝は「みょうちょう」「みんちょう」「みょうあさ」のどれで読むかによって、意味が異なるので注意が必要です。

 

次の章で明朝の意味について解説していきます。

 

2.明朝の意味について


※上は明朝体(書体)で書かれた”夏”という字

 

明朝(みょうちょう、みょうあさ)は「明日の朝。今日の次の日の朝のこと」の意味として用いられています。

 

 

明朝を「みょうちょう」「みょうあさ」と読むと上記のような意味になりますが、「みんちょう」と読むと「中国、明(みん)の朝廷のこと。また、その時代のこと/明朝体(みんちょうたい)のこと」の意味となります

 

明朝体というのは、”活字書体のひとつで、横の線が細く、縦の線が太い書体のこと”です。

 

このように明朝は「みょうちょう」「みんちょう」「みょうあさ」のどれで読むかによって、意味が異なるので覚えておきましょう。

 

 

以上が「明朝の読み方と意味、”みょうちょう”と”めいちょう”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 明朝の正しい読み方は「みょうちょう」「みんちょう」「みょうあさ」で、「めいちょう」は間違い。
  • 明朝(みょうちょう、みょうあさ)は「明日の朝。今日の次の日の朝のこと」の意味。
  • 明朝(みんちょう)は「中国、明(みん)の朝廷のこと。また、その時代のこと/明朝体(みんちょうたい)のこと」の意味。

 

 

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