結論から言ってしまうと、尽くの正しい読み方は「つく」「ことごとく」の両方になります。
尽くの”尽”は「つ(きる)」「ことごと(く)」「じん」と読むことができます。
ただ尽くは「つく」「ことごとく」のどちらで読むかによって、意味が異なるので注意が必要です。
また「ことごとく」というのは、尽くの他にも”悉く”と書き表されることがあるので覚えておきましょう。
次の章で尽くの意味について解説していきます。
尽く(つく)は「次第に減っていって、なくなること/続いていたものが終わること。途絶えること」の意味として用いられています。
尽くを「つく」と読むと上記のような意味になりますが、
「ことごとく」と読むと「全部。すべて。残らず」の意味となります。
このように尽くは「つく」「ことごとく」のどちらで読むかによって、意味が異なるので覚えてきましょう。
尽くを用いた例文としては、「寿命が尽(つ)く」や、
「計画は尽(ことごと)く失敗した」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「続いていたものが終わること。途絶えること」の意味で、
後者の例文は「全部。すべて。残らず」の意味で使用しています。
以上が「尽くの読み方と意味、”つく”と”ことごとく”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど