このページでは解くの読み方と意味、「ほどく」と「とく」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.解くの正しい読み方は「ほどく」「とく」?

 

結論から言ってしまうと、解くの正しい読み方は「ほどく」「とく」の両方になります

 

解くの”解”は「と(く)」「ほど(く)」「かい」「げ」と読むことができます。

 

 

ただ解くは「ほどく」「とく」のどちらで読むかによって、意味が異なるので注意が必要です。

 

次の章で解くの意味について解説していきます。

 

2.解くの意味について

 

解く(ほどく)は「結んだもの、もつれたものを分け離すこと/神仏にかけた願(がん)がかなったときに、そのお礼参りをすること」の意味として用いられています。

 

 

解くを「ほどく」と読むと上記のような意味になりますが、「とく」と読むと下記のような意味となります。

  1. 絡まったり、結んだり、縛ったりしてあるものを緩めて分け離すこと
  2. 縫い合わせてあるものの糸を抜き取って離すこと。また、編んであるものを分け離すこと
  3. 着ていたもの、身に取り付けたものを外すこと
  4. 禁止・制限・束縛を除いて自由にすること
  5. 約束・契約などを取りやめにすること
  6. 警備などのために固めていた態勢を崩すこと
  7. 任務・職務などをやめさせること
  8. こわばった感情や緊張状態をほぐすこと
  9. 問題や謎の答えを出すこと
  10. 疑いなどを晴らすこと

 

このように解くは「ほどく」「とく」のどちらで読むかによって、意味が異なるので覚えておきましょう。

 

 

 

解くを用いた例文としては、「規制を解(と)く」や、
「緊張を解(と)く」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「禁止・制限・束縛を除いて自由にすること」の意味で、
後者の例文は「こわばった感情や緊張状態をほぐすこと」の意味で使用しています。

 

 

以上が「解くの読み方と意味、”ほどく”と”とく”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 解くの正しい読み方は「ほどく」「とく」の両方。
  • 解く(ほどく)は「結んだもの、もつれたものを分け離すこと/神仏にかけた願がかなったときに、そのお礼参りをすること」の意味。

<解く(とく)の意味>

  1. 絡まったり、結んだり、縛ったりしてあるものを緩めて分け離すこと
  2. 縫い合わせてあるものの糸を抜き取って離すこと。また、編んであるものを分け離すこと
  3. 着ていたもの、身に取り付けたものを外すこと
  4. 禁止・制限・束縛を除いて自由にすること
  5. 約束・契約などを取りやめにすること
  6. 警備などのために固めていた態勢を崩すこと
  7. 任務・職務などをやめさせること
  8. こわばった感情や緊張状態をほぐすこと
  9. 問題や謎の答えを出すこと
  10. 疑いなどを晴らすこと

 

 

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