このページでは乱世の読み方と意味、「らんせ」と「らんせい」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.乱世の正しい読み方は「らんせ」「らんせい」?

 

結論から言ってしまうと、乱世の本来の読み方は「らんせい」でしたが、
いま現在では「らんせ」と「らんせい」のどちらでも問題はありません

 

乱世の”乱”は「みだ(れる)」「らん」、”世”は「よ」「せ」「せい」と読むことができます。

 

 

ただ一般的には乱世は「らんせ」と読むことが多いです。

 

 

 

乱世を「らんせ」と読むのは本来の読み方ではなく、
この「らんせ」は”慣用読み”と呼ばれる読み方になります。

 

慣用読みというのは、誤った読み方の人が増えて広く定着したことで、
その誤った読み方についても間違いではないとされた読みのことです。

 

 

簡単に言えば、乱世を「らんせ」と間違って読む人が増えたために、
「らんせ」でも「らんせい」でも正しい読み方ということにしよう!となったわけです。

 

なのでいま現在での乱世の読み方としては、「らんせ」と「らんせい」はどちらも正しい読み方となります。

 

次の章で乱世の意味について解説していきます。

 

2.乱世の意味について

 

乱世は「秩序(ちつじょ)が乱れて戦乱や騒動などの絶えない世の中のこと」の意味として用いられています。

 

 

乱世を用いた例文としては、「乱世を必死で生き抜く」や、
「彼は乱世の英雄だ」のような使い方で用いられています。

 

 

以上が「乱世の読み方と意味、”らんせ”と”らんせい”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 「らんせい」が本来の読み方で、「らんせ」は慣用読み。
  • 乱世の読み方は、「らんせ」「らんせい」のどちらでも正しい。
  • 乱世は「秩序が乱れて戦乱や騒動などの絶えない世の中のこと」の意味。

 

 

関連ページ

<難読漢字の一覧>

 

(写真あり)藜、櫛、羆など

【一文字】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など

【野菜・果物・茸】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など

【魚・貝・海藻】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)海驢、犀、猫鼬など

【動物】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など

【鳥】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)薊、金木犀、百合など

【花・植物】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など

【虫】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など

【食べ物・飲み物】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など

【道具・身近なモノ】難読漢字の一覧!

<読み間違えやすい漢字の一覧>

 

哀悼、重複、出生、集荷など

読み間違えやすい漢字一覧!

 

依存、過不足、続柄など

慣用読み(百姓読み)の一覧!

 

<難読漢字の一覧(偏)>

 

(写真あり)鯆、鰍、鰉など

【魚偏】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)蝗、蠍、蝮など

【虫偏】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)梲、栂、樅など

【木偏】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)鎹、鍬、釦など

【金偏】難読漢字の一覧!

 

<覚えておきたい知識>

 

鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など

【知識】一般常識の一覧!

 

(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど

【一般的】物の名前の一覧!