このページでは地役の読み方と意味、「ちえき」と「ちやく」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.地役の正しい読み方は「ちえき」「ちやく」?

 

結論から言ってしまうと、地役の正しい読み方は「ちえき」になります

 

地役の”役”は「やく」「えき」と読むことができますが、地役は「ちえき」と読むのが正しく、「ちやく」と読むのは間違いです

 

 

地役(ちえき)のように「役(えき)」が用いられている言葉には、
「役務(えきむ)・現役(げんえき)・使役(しえき)・労役(ろうえき)」などがあります。

 

 

次の章で地役の意味について解説していきます。

 

2.地役の意味について

 

地役は「他人の土地を、自分の便益(べんえき)のために利用すること/地役権(ちえきけん)の略のこと」の意味として用いられています。

 

 

地役権というのは”一定の目的のために、他人の土地を利用する権利のこと”で、あらかじめ契約することで設定することができます

 

例えば通行のために他人の土地を利用したり、用水路から自分の土地まで水を引くなどの目的で設定されます。

 

 

以上が「地役の読み方と意味、”ちえき”と”ちやく”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 地役の正しい読み方は「ちえき」で、「ちやく」は間違い。
  • 地役は「他人の土地を、自分の便益のために利用すること/地役権の略のこと」の意味。

 

 

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