このページでは労役の読み方と意味、「ろうやく」と「ろうえき」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.労役の正しい読み方は「ろうやく」「ろうえき」?

 

結論から言ってしまうと、労役の正しい読み方は「ろうえき」になります

 

労役の”役”は「やく」「えき」と読むことができますが、労役は「ろうえき」と読むのが正しく、「ろうやく」と読むのは間違いです

 

 

 

また労役(ろうえき)のように「労(ろう)」が用いられている言葉には、
「労働(ろうどう)・功労(こうろう)・苦労(くろう)・心労(しんろう)」などがあります。

 

労役(ろうえき)のように「役(えき)」が用いられている言葉には、
「役務(えきむ)・現役(げんえき)・使役(しえき)・苦役(くえき)」などがあります。

 

 

次の章で労役の意味について解説していきます。

 

2.労役の意味について

 

労役は「課せられた肉体労働のこと」の意味として用いられています。

 

 

労役を用いた例文としては、「労役に従事している者は多い」や、
「彼は労役を課せられている」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また労役の類義語としては、「苦役(くえき)・社畜(しゃちく)・役務(えきむ)・就役(しゅうえき)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても労役と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「労役の読み方と意味、”ろうやく”と”ろうえき”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 労役の正しい読み方は「ろうえき」で、「ろうやく」は間違い。
  • 労役は「課せられた肉体労働のこと」の意味。
  • 労役の類義語には、「苦役・社畜・役務・就役」などがある。

 

 

関連ページ

<難読漢字の一覧>

 

(写真あり)藜、櫛、羆など

【一文字】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など

【野菜・果物・茸】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など

【魚・貝・海藻】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)海驢、犀、猫鼬など

【動物】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など

【鳥】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)薊、金木犀、百合など

【花・植物】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など

【虫】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など

【食べ物・飲み物】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など

【道具・身近なモノ】難読漢字の一覧!

<読み間違えやすい漢字の一覧>

 

哀悼、重複、出生、集荷など

読み間違えやすい漢字一覧!

 

依存、過不足、続柄など

慣用読み(百姓読み)の一覧!

 

<難読漢字の一覧(偏)>

 

(写真あり)鯆、鰍、鰉など

【魚偏】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)蝗、蠍、蝮など

【虫偏】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)梲、栂、樅など

【木偏】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)鎹、鍬、釦など

【金偏】難読漢字の一覧!

 

<覚えておきたい知識>

 

鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など

【知識】一般常識の一覧!

 

(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど

【一般的】物の名前の一覧!