別離の読み方と意味、「べっり」と「べつり」正しいのは？

このページでは別離の読み方と意味、「べっり」と「べつり」どちらが正しいのかを解説しています。

１．別離の正しい読み方は「べっり」「べつり」？

結論から言ってしまうと、別離の正しい読み方は「べつり」になります。

別離の”別”は「わか（れる）」「べつ」（促音化により「べっ」）と読むことができますが、別離は「べつり」と読むのが正しく、「べっり」と読むのは間違いです。

（促音化とは、２つの語が結びついて１つの語になるときに、発音しやすくするために、後ろの語（カ行・サ行・タ行・パ行）の前に付いた音が「っ」（これを促音という）に変化する現象のこと）

また別離（べつり）のように「別（べつ）」が用いられている言葉には、
「別段（べつだん）・別名（べつめい）・特別（とくべつ）・判別（はんべつ）」などがあります。

別離（べつり）のように「離（り）」が用いられている言葉には、
「離脱（りだつ）・離反（りはん）・距離（きょり）・乖離（かいり）」などがあります。

次の章で別離の意味について解説していきます。

別離は「別れること。また、別れのこと」の意味として用いられています。

別離を用いた例文としては、「別離の悲しさに泣いてしまった」や、
「それは一時的な別離にすぎない」のような使い方で用いられています。

また別離の類義語としては、「決別（けつべつ）・告別（こくべつ）・絶交（ぜっこう）・離縁（りえん）」などの言葉が挙げられます。

どの言葉についても別離と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

以上が「別離の読み方と意味、”べっり”と”べつり”正しいのは？」でした。

これまで説明したことをまとめますと、