このページでは冷淡の読み方と意味、「れいえん」と「れいたん」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.冷淡の正しい読み方は「れいえん」「れいたん」?

 

結論から言ってしまうと、冷淡の正しい読み方は「れいたん」になります

 

冷淡の”淡”は「あわ(い)」「たん」と読むことはできますが、
「えん」と読むことはできないので、冷淡を「れいえん」と読むのは間違いです

 

 

 

また冷淡(れいたん)のように「冷(れい)」が用いられている言葉には、
「冷遇(れいぐう)・冷気(れいき)・冷静(れいせい)・寒冷(かんれい)」などがあります。

 

冷淡(れいたん)のように「淡(たん)」が用いられている言葉には、
「淡水(たんすい)・淡泊(たんぱく)・濃淡(のうたん)・枯淡(こたん)」などがあります。

 

 

次の章で冷淡の意味と類義語について解説していきます。

 

2.冷淡の意味と類義語について

 

冷淡は「物事に熱心でないこと。無関心であること。また、そのさま/心が冷たいこと。思いやりがないこと。また、そのさま」の意味として用いられています。

 

 

冷淡を用いた例文としては、「彼は世界情勢に冷淡だ」や、「今まで彼ほど冷淡な人を見たことがない」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「物事に熱心でないこと。無関心であること。また、そのさま」の意味で、後者の例文は「心が冷たいこと。思いやりがないこと。また、そのさま」の意味で使用しています。

 

 

 

また冷淡の類義語としては、「冷酷(れいこく)・残酷(ざんこく)・薄情(はくじょう)・無情(むじょう)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても冷淡と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「冷淡の読み方と意味、”れいえん”と”れいたん”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 冷淡の正しい読み方は「れいたん」で、「れいえん」は間違い。
  • 冷淡は「物事に熱心でないこと。無関心であること。また、そのさま/心が冷たいこと。思いやりがないこと。また、そのさま」の意味。
  • 冷淡の類義語には、「冷酷・残酷・薄情・無情」などがある。

 

 

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