このページでは冷涼の読み方と意味、「れいりゅう」と「れいりょう」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.冷涼の正しい読み方は「れいりゅう」「れいりょう」?

 

結論から言ってしまうと、冷涼の正しい読み方は「れいりょう」になります

 

冷涼の”涼”は「すず(しい)」「りょう」と読むことはできますが、
「りゅう」と読むことはできないので、冷涼を「れいりゅう」と読むのは間違いです

 

 

 

また冷涼(れいりょう)のように「冷(れい)」が用いられている言葉には、
「冷遇(れいぐう)・冷気(れいき)・冷静(れいせい)・寒冷(かんれい)」などがあります。

 

冷涼(れいりょう)のように「涼(りょう)」が用いられている言葉には、
「涼感(りょうかん)・涼風(りょうふう)・清涼(せいりょう)・納涼(のうりょう)」などがあります。

 

 

次の章で冷涼の意味について解説していきます。

 

2.冷涼の意味について

 

冷涼は「ひんやりとして涼しいこと。また、そのさま」の意味として用いられています。

 

 

冷涼を用いた例文としては、「ここは夏でも冷涼な気候だ」や、
「冷涼な環境を好んで生息する」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また冷涼の類義語としては、「寒気(かんき)・寒冷(かんれい)・納涼(のうりょう)・避暑(ひしょ)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても冷涼と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「冷涼の読み方と意味、”れいりゅう”と”れいりょう”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 冷涼の正しい読み方は「れいりょう」で、「れいりゅう」は間違い。
  • 冷涼は「ひんやりとして涼しいこと。また、そのさま」の意味。
  • 冷涼の類義語には、「寒気・寒冷・納涼・避暑」などがある。

 

 

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