結論から言ってしまうと、兵馬俑の正しい読み方は「へいばよう」になります。
兵馬俑の”俑”は「よう」と読むことはできますが、「ゆう」と読むことはできないので、兵馬俑を「へいばゆう」と読むのは間違いです。
また兵馬俑(へいばよう)のように「俑(よう)」が用いられている言葉は、
兵馬俑の他には「陶俑(とうよう)」しか見つけることができませんでした。
次の章で兵馬俑の意味について解説していきます。
兵馬俑は「古代中国で死者を埋葬するときに副葬された俑(よう)のうち、兵士および馬をかたどったもの」の意味として用いられています。
副葬は”死者が生前に愛用していた品物などを遺体に添えて埋葬すること”で、俑(よう)は”死者の死後の生活を助けるものとして副葬された、人間や動物をかたどったもの”を指します。
兵馬(=兵士と馬)の俑(=人間や動物をかたどったもの)なので、兵馬俑(へいばよう)と呼ばれています。
また兵馬俑の類義語としては、「埴輪(はにわ)・土偶(どぐう)・人形(にんぎょう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても兵馬俑と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「兵馬俑の読み方と意味、”へいばよう”と”へいばゆう”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど