小癪の読み方と意味、「こせき」と「こしゃく」正しいのは？

このページでは小癪の読み方と意味、「こせき」と「こしゃく」どちらが正しいのかを解説しています。

１．小癪の正しい読み方は「こせき」「こしゃく」？

結論から言ってしまうと、小癪の正しい読み方は「こしゃく」になります。

小癪の”癪”は「しゃく」と読むことはできますが、「せき」と読むことはできないので、小癪を「こせき」と読むのは間違いです。

また小癪（こしゃく）のように「小（こ）」が用いられている言葉には、
「小鼓（こつづみ）・小鼻（こばな）・小道（こみち）・小柄（こがら）」などがあります。

小癪（こしゃく）のように「癪（しゃく）」が用いられている言葉には、
「癇癪（かんしゃく）・疝癪（せんしゃく）・癪持（しゃくもち）」などがあります。

次の章で小癪の意味について解説していきます。

小癪は「言動や態度が生意気で腹立たしいこと。また、そのさま」の意味として用いられています。

小癪を用いた例文としては、「この上なく小癪な男だ」や、
「小癪な真似をするじゃないか」のような使い方で用いられています。

また小癪の類義語としては、「高慢（こうまん）・傲慢（ごうまん）・驕慢（きょうまん）・権高（けんだか）」などの言葉が挙げられます。

どの言葉についても小癪と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

以上が「小癪の読み方と意味、”こせき”と”こしゃく”正しいのは？」でした。

これまで説明したことをまとめますと、