このページでは困苦の読み方と意味、「こんく」と「こく」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.困苦の正しい読み方は「こんく」「こく」?

 

結論から言ってしまうと、困苦の正しい読み方は「こんく」になります

 

困苦の”困”は「こま(る)」「こん」と読むことはできますが、「こ」と読むことはできないので、困苦を「こく」と読むのは間違いです

 

 

 

また困苦(こんく)のように「困(こん)」が用いられている言葉には、
「困惑(こんわく)・困難(こんなん)・困憊(こんぱい)・貧困(ひんこん)」などがあります。

 

困苦(こんく)のように「苦(く)」が用いられている言葉には、
「苦労(くろう)・苦境(くきょう)・苦言(くげん)・辛苦(しんく)」などがあります。

 

 

次の章で困苦の意味について解説していきます。

 

2.困苦の意味について

 

困苦は「困り苦しむこと」の意味として用いられています。

 

 

困苦を用いた例文としては、「困苦に耐える」や、
「彼の困苦は想像を絶するものである」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また困苦の類義語としては、「苦渋(くじゅう)・懊悩(おうのう)・苦悶(くもん)・困惑(こんわく)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても困苦と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「困苦の読み方と意味、”こんく”と”こく”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 困苦の正しい読み方は「こんく」で、「こく」は間違い。
  • 困苦は「困り苦しむこと」の意味。
  • 困苦の類義語には、「苦渋・懊悩・苦悶・困惑」などがある。

 

 

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