このページでは呆然の読み方と意味、「ほうぜん」と「ぼうぜん」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.呆然の正しい読み方は「ほうぜん」「ぼうぜん」?

 

結論から言ってしまうと、呆然の正しい読み方は「ぼうぜん」になります

 

呆然の”呆”は「あき(れる)」「ほう」「ぼう」と読むことができますが、
呆然は「ぼうぜん」と読むのが正しく、「ほうぜん」と読むのは間違いです

 

 

 

また呆然(ぼうぜん)のように「呆(ぼう)」が用いられている言葉は、呆然の他には見つけることができませんでした。

 

呆然(ぼうぜん)のように「然(ぜん)」が用いられている言葉には、
「未然(みぜん)・必然(ひつぜん)・突然(とつぜん)・自然(しぜん)」などがあります。

 

 

次の章で呆然の意味について解説していきます。

 

2.呆然の意味について

 

呆然は「呆気(あっけ)にとられているさま。気が抜けてぼんやりしているさま」の意味として用いられています。

 

 

呆然を用いた例文としては、「彼はしばらく呆然としていた」や、
「呆然としたように一点を見つめていた」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また呆然の類義語としては、「愕然(がくぜん)・唖然(あぜん)・放心(ほうしん)・絶句(ぜっく)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても呆然と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「呆然の読み方と意味、”ほうぜん”と”ぼうぜん”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 呆然の正しい読み方は「ぼうぜん」で、「ほうぜん」は間違い。
  • 呆然は「呆気にとられているさま。気が抜けてぼんやりしているさま」の意味。
  • 呆然の類義語には、「愕然・唖然・放心・絶句」などがある。

 

 

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