このページでは吟味の読み方と意味、「ぎんみ」と「こんみ」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.吟味の正しい読み方は「ぎんみ」「こんみ」?

 

結論から言ってしまうと、吟味の正しい読み方は「ぎんみ」になります

 

吟味の”吟”は「ぎん」と読むことはできますが、「こん」と読むことはできないので、吟味を「こんみ」と読むのは間違いです

 

 

 

また吟味(ぎんみ)のように「吟(ぎん)」が用いられている言葉には、
「吟醸(ぎんじょう)・吟唱(ぎんしょう)・吟詠(ぎんえい)・苦吟(くぎん)」などがあります。

 

吟味(ぎんみ)のように「味(み)」が用いられている言葉には、
「味覚(みかく)・趣味(しゅみ)・珍味(ちんみ)・美味(びみ)」などがあります。

 

 

次の章で吟味の意味について解説していきます。

 

2.吟味の意味について

 

吟味は「品質・内容などを念入りに調べて検討すること。また、念入りに調べて選ぶこと/罪のあるなしを取り調べること」の意味として用いられています。

 

 

吟味を用いた例文としては、「吟味した材料を使用する」や、「よく吟味して購入する」のような使い方で用いられています。

 

一般的には吟味は前者の意味で使われることがほとんどで、どちらの例文も「品質・内容などを念入りに調べて検討すること。また、念入りに調べて選ぶこと」の意味で使用しています。

 

 

 

また吟味の類義語としては、「選定(せんてい)・厳選(げんせん)・特選(とくせん)・選抜(せんばつ)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても吟味と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「吟味の読み方と意味、”ぎんみ”と”こんみ”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 吟味の正しい読み方は「ぎんみ」で、「こんみ」は間違い。
  • 吟味は「品質・内容などを念入りに調べて検討すること。また、念入りに調べて選ぶこと/罪のあるなしを取り調べること」の意味。
  • 吟味の類義語には、「選定・厳選・特選・選抜」などがある。

 

 

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