このページでは防疫の読み方と意味、「ぼうえき」と「ぼうやく」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.防疫の正しい読み方は「ぼうえき」「ぼうやく」?

 

結論から言ってしまうと、防疫の正しい読み方は「ぼうえき」になります

 

防疫の”疫”は「えき」「やく」と読むことができますが、防疫は「ぼうえき」と読むのが正しく、「ぼうやく」と読むのは間違いです

 

 

 

また防疫(ぼうえき)のように「防(ぼう)」が用いられている言葉には、
「防御(ぼうぎょ)・防寒(ぼうかん)・防止(ぼうし)・攻防(こうぼう)」などがあります。

 

防疫(ぼうえき)のように「疫(えき)」が用いられている言葉には、
「疫学(えきがく)・疫病(えきびょう)・検疫(けんえき)・免疫(めんえき)」などがあります。

 

 

次の章で防疫の意味について解説していきます。

 

2.防疫の意味について

 

防疫は「感染症(または伝染病)の発生・流行を防ぐこと。また、国内への感染症(または伝染病)の侵入を防ぐこと」の意味として用いられています。

 

 

防疫を用いた例文としては、「空港では防疫を実施している」や、
「防疫上の安全が確認されるまで離脱はできない」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また防疫の類義語としては、「検疫(けんえき)・治療(ちりょう)・予防(よぼう)・消毒(しょうどく)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても防疫と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「防疫の読み方と意味、”ぼうえき”と”ぼうやく”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 防疫の正しい読み方は「ぼうえき」で、「ぼうやく」は間違い。
  • 防疫は「感染症(または伝染病)の発生・流行を防ぐこと。また、国内への感染症(または伝染病)の侵入を防ぐこと」の意味。
  • 防疫の類義語には、「検疫・治療・予防・消毒」などがある。

 

 

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