このページでは鋭角の読み方と意味、「えいかく」と「せんかく」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.鋭角の正しい読み方は「えいかく」「せんかく」?

 

結論から言ってしまうと、鋭角の正しい読み方は「えいかく」になります

 

鋭角の”鋭”は「するど(い)」「せん」と読むことはできますが、
「せん」と読むことはできないので、鋭角を「せんかく」と読むのは間違いです

 

 

 

また鋭角(えいかく)のように「鋭(えい)」が用いられている言葉には、
「鋭敏(えいびん)・鋭利(えいり)・先鋭(せんえい)・精鋭(せいえい)」などがあります。

 

鋭角(えいかく)のように「角(かく)」が用いられている言葉には、
「角材(かくざい)・角度(かくど)・口角(こうかく)・互角(ごかく)」などがあります。

 

 

次の章で鋭角の意味について解説していきます。

 

2.鋭角の意味について

 

鋭角は「0度よりも大きくて、直角(90度)よりも小さい角(かく)のこと」の意味として用いられています。

 

 

鋭角に対して、「直角(90度)よりも大きく、180度よりも小さい角のこと」を”鈍角(どんかく)”と言います。

 

90度ちょうどは鋭角でも鈍角でもなく、そのまま直角と呼ぶため、それぞれ”鋭角(1~89度)<直角(90度)<鈍角(91~179度)”のようになります。

 

 

ちなみに90度の角のことは直角と言いますが、「180度の角のこと」は直角2つ分の角なので”二直角(にちょっかく)”と言います。

 

同様に「270度の角のこと」は”三直角(さんちょっかく)”、「360度の角のこと」は”四直角”と言います。

 

 

以上が「鋭角の読み方と意味、”えいかく”と”せんかく”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 鋭角の正しい読み方は「えいかく」で、「せんかく」は間違い。
  • 鋭角は「0度よりも大きくて、直角(90度)よりも小さい角のこと」の意味。

 

 

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