結論から言ってしまうと、退役の正しい読み方は「たいやく」「たいえき」の両方になります。
退役の”退”は「しりぞ(く)」「たい」、”役”は「やく」「えき」と読むことができます。
一般的には退役は「たいえき」と読むことがほとんどです。
ただ退役は「たいやく」「たいえき」のどちらで読むかによって、意味が異なるので注意が必要です。
(次の章でそれぞれの意味について解説していきます)
また退役(たいやく)のように「役(やく)」が用いられている言葉には、
「役柄(やくがら)・代役(だいやく)・配役(はいやく)・適役(てきやく)」などがあります。
退役(たいえき)のように「役(えき)」が用いられている言葉には、
「役務(えきむ)・使役(しえき)・現役(げんえき)・軍役(たいえき)」などがあります。
次の章で退役の意味について解説していきます。
退役(たいやく)は「役目・任務・職務から退(しりぞ)くこと」の意味として用いられています。
退役を「たいやく」と読むと上記のような意味になりますが、
「たいえき」と読むと「軍人が兵役(へいえき)を退くこと」の意味となります。
このように退役は「たいやく」「たいえき」のどちらで読むかによって、意味が異なるので覚えておきましょう。
また退役の類義語としては、「除隊(じょたい)・退任(たいにん)・退職(たいしょく)・辞任(じにん)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても退役と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「退役の読み方と意味、”たいやく”と”たいえき”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど