このページでは解体の読み方と意味、「げたい」と「かいたい」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.解体の正しい読み方は「げたい」「かいたい」?

 

結論から言ってしまうと、解体の正しい読み方は「かいたい」になります

 

解体の”解”は「と(く)」「かい」「げ」と読むことができますが、
解体は「かいたい」と読むのが正しく、「げたい」と読むのは間違いです

 

 

 

また解体(かいたい)のように「解(かい)」が用いられている言葉には、
「解決(かいけつ)・解散(かいさん)・図解(ずかい)・正解(せいかい)」などがあります。

 

解体(かいたい)のように「体(たい)」が用いられている言葉には、
「体質(たいしつ)・体勢(たいせい)・体育(たいいく)・個体(こたい)」などがあります。

 

 

次の章で解体の意味について解説していきます。

 

2.解体の意味について

 

解体は「組み立ててあるものや組織をばらばらにすること。また、ばらばらになること/解剖(かいぼう)のこと」の意味として用いられています。

 

 

解体を用いた例文としては、「組織を解体する」や、「解体新書を翻訳する」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「組み立ててあるものや組織をばらばらにすること」の意味で、後者の例文は「解剖のこと」の意味で使用しています。

 

 

 

また解体の類義語としては、「分解(ぶんかい)・分離(ぶんり)・解散(かいさん)・分割(ぶんかつ)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても解体と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「解体の読み方と意味、”げたい”と”かいたい”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 解体の正しい読み方は「かいたい」で、「げたい」は間違い。
  • 解体は「組み立ててあるものや組織をばらばらにすること。また、ばらばらになること/解剖のこと」の意味。
  • 解体の類義語には、「分解・分離・解散・分割」などがある。

 

 

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