このページでは葛折の読み方と意味、「くずおり」と「つづらおり」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.葛折の正しい読み方は「くずおり」「つづらおり」?

 

結論から言ってしまうと、葛折の正しい読み方は「つづらおり」になります

 

葛折の”葛”は「くず」「つづら」、”折”は「お(る)」「おり」と読むことができますが、葛折は「つづらおり」と読むのが正しく、「くずおり」と読むのは間違いです

 

 

 

また葛折(つづらおり)のように「葛(つづら)」が用いられている言葉は、
葛折の他には「葛藤(つづらふじ)・熊葛(くまつづら)」しか見つけることができませんでした。

 

葛折(つづらおり)のように「折(おり)」が用いられている言葉には、
「折節(おりふし)・折々(おりおり)・枝折(しおり)・時折(ときおり)」などがあります。

 

 

次の章で葛折の意味について解説していきます。

 

2.葛折の意味について

 

葛折は「いくつにも折れ曲がって続いている坂道や山道のこと」の意味として用いられています。

 

葛折の意味は、葛藤(つづらふじ)の蔓(つる)が曲がりくねっていることからきています。

 

 

 

また葛折の類義語としては、「蛇行(だこう)・凹凸(おうとつ)・蛇腹(じゃばら)・畝る(うねる)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても葛折と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「葛折の読み方と意味、”くずおり”と”つづらおり”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 葛折の正しい読み方は「つづらおり」で、「くずおり」は間違い。
  • 葛折は「いくつにも折れ曲がって続いている坂道や山道のこと」の意味。
  • 葛折の類義語には、「蛇行・凹凸・蛇腹・畝る」などがある。

 

 

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