このページでは花道の読み方と意味、「はなみち」と「かどう」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.花道の正しい読み方は「はなみち」「かどう」?

 

結論から言ってしまうと、花道の正しい読み方は「はなみち」「かどう」の両方になります

 

花道の”花”は「はな」「か」、”道”は「みち」「どう」と読むことができます。

 

 

 

ただ「かどう」は花道の他にも”華道”と書き表され、一般的には”華道”と表記されることが多いです。

 

花道は「はなみち」「かどう」のどちらで読むかによって、意味が異なるので注意が必要です。

 

 

次の章で花道の意味について解説していきます。

 

2.花道の意味について

 

花道(はなみち)は「歌舞伎劇場の舞台設備のひとつ/相撲場で、力士が支度部屋から土俵に出入りする通路/最後に注目される、華やかな場面」の意味として用いられています。

 

「歌舞伎劇場の舞台設備のひとつ」というのは、”舞台の延長として客席を縦断して設けた、俳優の出入りする道のこと”を指します。

 

 

 

花道を「はなみち」と読むと上記のような意味になりますが、「かどう」と読むと「草木の枝・葉・花を組み合わせて、その美しさを表現する技術・作法のこと」の意味となります

 

このように花道は「はなみち」「かどう」のどちらで読むかによって、意味が異なるので覚えておきましょう。

 

 

 

花道を用いた例文としては、「引退の花道(はなみち)を飾る」や、「彼女は花道(かどう)の先生をしている」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「最後に注目される、華やかな場面のこと」の意味で、後者の例文は「草木の枝・葉・花を組み合わせて、その美しさを表現する技術・作法のこと」の意味で使用しています。

 

 

以上が「花道の読み方と意味、”はなみち”と”かどう”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 花道の正しい読み方は「はなみち」「かどう」の両方。
  • 花道(はなみち)は「歌舞伎劇場の舞台設備のひとつ/相撲場で、力士が支度部屋から土俵に出入りする通路のこと/最後に注目される、華やかな場面のこと」の意味。
  • 花道(かどう)は「草木の枝・葉・花を組み合わせて、その美しさを表現する技術・作法のこと」の意味。

 

 

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