このページでは益体の読み方と意味、「やくたい」と「えきたい」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.益体の正しい読み方は「やくたい」「えきたい」?

 

結論から言ってしまうと、益体の正しい読み方は「やくたい」になります

 

益体の”益”は「えき」「やく」と読むことができますが、益体は「やくたい」と読むのが正しく、「えきたい」と読むのは間違いです

 

 

 

また益体(やくたい)のように「益(やく)」が用いられている言葉は、
益体の他には「御利益(ごりやく)」しか見つけることができませんでした。

 

益体(やくたい)のように「体(たい)」が用いられている言葉には、
「体育(たいいく)・体格(たいかく)・得体(えたい)・気体(きたい)」などがあります。

 

 

次の章で益体の意味について解説していきます。

 

2.益体の意味について

 

益体は「役に立つこと。きちんと整っていること」の意味として用いられています。

 

 

益体を用いた例文としては、「益体もない会話は苦手だ」や、
「暇なときはいつも益体もないことを考えてしまう」のような使い方で用いられています。

 

一般的には「益体もない」のように用いられることがほとんどで、”役に立たないこと。また、そのさま”の意味となります。

 

 

 

また益体の類義語としては、「利便(りべん)・有益(ゆうえき)・重宝(ちょうほう)・実用的(じつようてき)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても益体と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「益体の読み方と意味、”やくたい”と”えきたい”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 益体の正しい読み方は「やくたい」で、「えきたい」は間違い。
  • 益体は「役に立つこと。きちんと整っていること」の意味。
  • 益体の類義語には、「利便・有益・重宝・実用的」などがある。

 

 

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