このページでは無作為の読み方と意味、「むさくい」と「むさい」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.無作為の正しい読み方は「むさくい」「むさい」?

 

結論から言ってしまうと、無作為の正しい読み方は「むさくい」になります

 

無作為の”作”は「つく(る)」「さく」「さ」と読むことができますが、
無作為は「むさくい」と読むのが正しく、「むさい」と読むのは間違いです

 

 

 

また無作為(むさくい)のように「作(さく)」が用いられている言葉には、
「作品(さくひん)・作柄(さくがら)・作戦(さくせん)・工作(こうさく)」などがあります。

 

無作為(むさくい)のように「為(い)」が用いられている言葉には、
「為政(いせい)・営為(えいい)・行為(こうい)・無為(むい)」などがあります。

 

 

次の章で無作為の意味と類義語について解説していきます。

 

2.無作為の意味と類義語について

 

無作為は「作為がないこと。意図的に手を加えることなく、偶然に任せること」の意味として用いられています。

 

作為というのは、”わざと手を加えること”を意味します。

 

 

 

無作為を用いた例文としては、「無作為に選ばれたもの」や、
「箱の中から無作為に1つだけ取り出す」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また無作為の類義語としては、「偶発(ぐうはつ)・運任せ(うんまかせ)・無差別(むさべつ)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても無作為と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「無作為の読み方と意味、”むさくい”と”むさい”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 無作為の正しい読み方は「むさくい」で、「むさい」は間違い。
  • 無作為は「作為がないこと。意図的に手を加えることなく、偶然に任せること」の意味。
  • 無作為の類義語には、「偶発・運任せ・無差別」などがある。

 

 

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