このページでは顕示の読み方と意味、「けんし」と「けんじ」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.顕示の正しい読み方は「けんし」「けんじ」?

 

結論から言ってしまうと、顕示の正しい読み方は「けんじ」になります

 

顕示の”顕”は「あらわ(す)」「けん」、”示”は「しめ(す)」「し」「じ」と読むことができますが、顕示は「けんじ」と読むのが正しく、「けんし」と読むのは間違いです

 

 

 

また顕示(けんじ)のように「顕(けん)」が用いられている言葉には、
「顕現(けんげん)・顕著(けんちょ)・顕彰(けんしょう)・顕微鏡(けんびきょう)」などがあります。

 

顕示(けんじ)のように「示(じ)」が用いられている言葉には、
「示談(じだん)・啓示(けいじ)・指示(しじ)・暗示(あんじ)」などがあります。

 

 

次の章で顕示の意味について解説していきます。

 

2.顕示の意味について

 

顕示は「分かるように、はっきりと示すこと」の意味として用いられています。

 

 

顕示を用いた例文としては、「彼は自己顕示欲が強い」や、
「あれは権力を顕示するための行動だ」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また顕示の類義語としては、「明示(めいじ)・開示(かいじ)・主張(しゅちょう)・表明(ひょうめい)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても顕示と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「顕示の読み方と意味、”けんし”と”けんじ”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 顕示の正しい読み方は「けんじ」で、「けんし」は間違い。
  • 顕示は「分かるように、はっきりと示すこと」の意味。
  • 顕示の類義語には、「明示・開示・主張・表明」などがある。

 

 

関連ページ

<難読漢字の一覧>

 

(写真あり)藜、櫛、羆など

【一文字】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など

【野菜・果物・茸】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など

【魚・貝・海藻】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)海驢、犀、猫鼬など

【動物】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など

【鳥】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)薊、金木犀、百合など

【花・植物】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など

【虫】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など

【食べ物・飲み物】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など

【道具・身近なモノ】難読漢字の一覧!

<読み間違えやすい漢字の一覧>

 

哀悼、重複、出生、集荷など

読み間違えやすい漢字一覧!

 

依存、過不足、続柄など

慣用読み(百姓読み)の一覧!

 

<難読漢字の一覧(偏)>

 

(写真あり)鯆、鰍、鰉など

【魚偏】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)蝗、蠍、蝮など

【虫偏】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)梲、栂、樅など

【木偏】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)鎹、鍬、釦など

【金偏】難読漢字の一覧!

 

<覚えておきたい知識>

 

鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など

【知識】一般常識の一覧!

 

(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど

【一般的】物の名前の一覧!